【ツイステ】汝、大罪を従えし者【男主】 (ページ14)

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Ep.1-11 ページ14

Aside

授業の終礼がかけられ、午前の授業が終わる。

「あ、あの先生すごかったね……」

『だから言ったでしょ？あの先生は平気に2年で習うところ出してくるから気をつけてって』

「チッ…気に食わねぇな。」

『あの先生見返そうって勉強した去年が懐かしいや』

教えてくれたマレくんとリリアくんに心の中で改めて感謝する。

「……その、悪かった。」

『？…あぁ、朝の？』

「あぁ…トレイン先生の授業が終わった後すぐにサボろうとしたこと以外は見直した。」

『む…だって、トレイン先生とクルーウェル先生以外の授業つまんないし…』

「はぁ…改めて、ジャック・ハウルだ。」

『ふふ、よろしくね。ジャックくん。』

ジャックくんから差し出してくれた手を握って笑顔を浮かべる。

「有言実行…Aくんすごいね

あっ、僕はエペル・フェルミエ。」

よろしく。と僕同様に握手をする2人。

『僕は大食堂に行くけど、2人はどうする？』

「あ…僕はヴィルサン……先輩達と食べるから途中までなら一緒に行けるよ。」

「俺は朝に購買で買った。」

『そっか。…あ、エペルくんたちと一緒に食べていいかな？

ジャックくんも、食堂のご飯美味しいから明日にでも食べてみなよ。』

「うん。ヴィルサンたちがいいならだけど…」

“あぁ。”と返答してくれたジャックくんとはお別れし、エペルくんと食堂へ向かう。

『ヴィルさんって相変わらず厳しいの？』

ヴィルさん達はまだ来ていなかったようで、先に席について食事をはじめる。

聞くとエペルくんは男らしいサバナクローに入りたかったらしい。

どこの寮でも男らしさは磨けると思うけど、まぁでもヴィルさん(あの人)がトップだったら許さないだろうなぁ…

「うん…昨日の歓迎パーティで酷い目にあった……」

『ヴィルさんは綺麗な見た目して意外とごり押しがすごいからね。気をつけて』

「うぅ～…絶対にすぐ寮長を超えてやる…！！」

そんな話をしているとエペルくんの背後から噂のヴィルさんとルークさんが近づいてくるのが見えた。

「いたわ、エペル。……ってアンタ！！」

話聞かれなくてよかったね、エペルくん。