60 喧嘩…らしきもの ページ21
ｹｲﾄ「それじゃあエースちゃんたち、まったね〜」
ﾄﾚｲ「誤れば寮に戻れるように寮長はなだめておくから…」
そう言いながら僕たちは結局、原作通りハーツラビュル寮を追い出されてしまった。
僕は扉が閉まる前に、トレイの袖をつかむ。
『…リドル寮長に甘くて美味しいイチゴタルトでも出してやってください……今回はグリムが本当に迷惑をかけました、すみません』
ﾄﾚｲ「Aが謝ることはない。気にしないでくれ…」
ｹｲﾄ「にしても、Aちゃん、あんなに大声出せるんだね。流石のリドルくんも少し覚えて表情を見せてたな〜」
『あはは…僕、身長だけはあるんで……』
じゃあね、と言うケイトの声とともに、扉は閉じられた。
はぁ…結局こうなるのか。
わざわざリンゴタルトにしたってのに…何の効果もないのか。
ｴｰｽ「くっそーーー！！ぜっっってぇ謝らねえからなーー！！AもAだろ！！何で寮長かばうようにオレの前現れたんだよ！！」
『あんな風に寮長に楯突くのは最善の策とは言えないからだよ。あぁ言う時は謝って別の方法を考えるのが得策で…』
ｴｰｽ「はぁ！？じゃあ、タルトは捨ててもいいってのかよ！！」
『そういうわけじゃないよ！！』
ｴｰｽ「じゃあ何！！結局Aは、寮長の味方なのかよ！！！」
『味方、とかそういうんじゃなくて、僕には君の気持ちもわかるし、リドル寮長の気持ちも分かるから…』
ｴｰｽ「どっちなんだよ！！Aはオレの味方じゃないのかよ………もういい！！！」
『え、エース！！』
ｴｰｽ「ついてくんな！絶交だ！！！」
煮え切らない僕の態度にキレたエースは、ずかずかと一人で先に道を進んでいってしまう。
困った顔をしたデュースは、僕とエースを見比べるように視線を動かす。
『…デュースとグリムはエースのところに行ってあげて。僕は少し頭を冷やすよ』
ﾃﾞｭｰｽ「あ、おい、A！」
ｸﾞﾘﾑ「行っちまったんだゾ…」
僕は足早にその場を離れた。
こんなことになるとは思いもしなかった。
監督生とエースの喧嘩シーンなんてなかったし…この世界はツイステの世界であってツイステの世界ではないのかもしれない。
あぁ、頭が痛い。
このままだと、絶対と言ってもいいほどリドルはオーバーブロットしてしまう。
どうしたものだか…と僕は頭を抱えながら歩いた。
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EVENING＆NIGHT(プロフ) - shibaさん» いえいえ、これからも頑張ってください。�い里曚Δ療蟾討盂擇靴澆紡圓辰討い泙后� (2021年5月23日 0時) (
レス) id: 59440097ee (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - EVENING＆NIGHTさん» コメントありがとうございます！！！そして、ご指摘ありがとうございました！！正しいのはリドルではなく、グリムです！！凄く助かりました泣 (2021年5月23日 0時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
EVENING＆NIGHT(プロフ) - 初コメントで指摘すみません。58の「腕に抱えていたリドルを」になってますよ。 (2021年5月22日 23時) (レス) id: 59440097ee (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - Makua*ぼっちさん» やっとサバナクロー編です！！まだまだ頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします！！！ (2021年3月25日 21時) (レス) id: 8645b7cf02 (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 毎日発狂する戦狐さん» コメントありがとうございます！監督生先生これからもフラグを叩き割るために奮闘します笑これからもよろしくお願いしますね！！ (2021年3月24日 13時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiba
| 作成日時：2021年3月2日 13時
