Prologue ページ1
『最近さ、たまに嫌味言われるんだよね』
オンボロ寮での課題中、そう言えばと二人に愚痴る。その内容が内容だからか、二人は慌てて顔を上げた。
赤と青の目が俺を見つめて、不思議そうに瞬きをする。態とらしくため息をつけば、俺があまり気にしていないことに気付いたみたいだった。
『なんかさ、マジカメが有名になって調子乗ってんだろ？的な嫌味が一日に一回は耳に届くんだよ』
「命知らずな奴だな……。特定の奴か？」
『んー。まぁ四、五人ぐらいのグループによく言われるけど。それ以外にもたまに？』
いやまぁ、別に気にはしてないんだけどさ。
すれ違いざまにボソって言われたり、机の中に紙が入ってたら少なからず動揺するわけで。……む、この問題分かんない。
ペンを走らせながら、俺は続ける。最近は何故かエースたちも悪く言われるようになったこと。それが嫌すぎて、思わず手を出してしまいそうになったこと。
「待て待て待て。俺らのことで怒ってくれるのは嬉しいけど、手は出すな？」
『ちょうど階段で言われたから……突き落としてやろうかと思ったよね』
「思ったよね、とか可愛こぶってもダメなもんはダメだかんね？」
エースが呆れたように俺を見る。別に可愛こぶったつもりはないけどさ。
……あぁ、そう言えば。そんな歌あったっけなぁ。
人を殺してしまって遠いところで死のうとする少女と、それについてきた少年の逃避行の歌。……んー、歌ってみる価値はあるかも。
『なぁエーデュース。もし俺がさ、人殺して誰もいないところで死ぬって言ったらどうする？』
「「は？」」
二人の声が重なる。もしって言ったじゃん、睨むなよ。
エーデュースは俺の言葉に顔を見合わせて、少しの間沈黙する。やがて、二人はアイコンタクトをしながら頷いた。
お、纏まったんかな。ワクワクしながら答えを待つ俺を真っ直ぐ見て、二人が声を揃えた。
「「もちろんついてく」」
『……そっか。よし、なら次にやる曲決まり！二人も主演だから、よろしく』
何の躊躇いもなくキッパリと言い切った二人に、胸が熱くなる。潤んだ目を見られないように後ろを向いて、二人に告げた。
ま、聞いたのは何となくで二人がついてくる以外の選択でも演じたんだけどさ。
俺は笑って、どんな風にしようかと構想を練った。
監督生@you-grim
【マブたちと】あ/の/夏/が/飽/和/す/る【演じてみた】
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莉音 - リクエストよろしくお願いします！！ オクタでMafiaをマフィアっぽくやっていただけると嬉しいです。お願いします！！ (8月15日 15時) (
レス) @page4 id: d629310a98 (このIDを非表示/違反報告)
菜々美(プロフ) - リクエストいいですか？イグニハイド寮で、プロセカをプレイしてほしいですね！ (2023年5月2日 1時) (レス) id: 4d3d2a834d (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - レオナさんが贖罪をｯｯｯｯちょっと発狂しながら踊り狂ってきます(((( (2023年2月27日 23時) (レス) @page31 id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)
Ray - ロ/メ/オなんでイデアとシルバーなんだ？と一瞬考えたけどそういう事か！つまり声y((殴 (2022年8月16日 2時) (レス) id: aecf2fd8ab (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - キャラは思いつかないので主さんが決めてください！ (2022年5月8日 11時) (レス) @page4 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チーズ鍋 | 作成日時：2021年10月24日 17時
