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39話 ページ48

「エッ!?本当に魔法石を探しにドワーフ鉱山へ行ったんですか?」



「「「へっ?」」」



『其れは一体…?』



学園に戻って早々、ぽかんとした学園長に更にぽかんとする私達。



「いやぁ…まさか本当に行くなんて…しかも魔法石を持って帰ってくるなんて思っていませんでした、粛々と退学手続きを進めてしまっていましたよ………って!!」



『?』



「Aさん!?貴女何故紙袋被ってないんです!?其れじゃあ女性だとバレて…」




「そんな事より!オレ様達、ドワーフ鉱山でバケモノと戦ったんだゾ!」



「バケモノ?其れはどういう事です?」



『実は……』



ドワーフ鉱山で起こった事を詳しく学園長に話す。するとしばらく黙って聞いてた学園長は身体を震わせ……



「お…おお……おおお……………お〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!」



「なんだコイツ!いい大人が突然泣き出したんだゾ!?」


『な、何か事情が……』



「此の私が学園長を務めて早ン十年…ナイトレイブンカレッジ生同士が手と手を取り合って敵に立ち向かい打ち勝つ日が来るなんて!」


「んなっ!?僕はこいつと手なんか繋いでいません!」


「オレだってヤだよ気持ちわりー!つーか学園長、歳幾つ!?」


『え?あの後ハイタッチとかしてたの((むぐっ』


トラッポラ君に口を塞がれ、なんか不満…其れが嫌なの?



「私は今、猛烈に感動しています!今回の件で確信しました…」



其処で区切りを付ける学園長、そして、



「Aさん!貴女は矢張り此の学園に入るべき存在!此処の生徒たちはみな闇の鏡に選ばれた優秀魔法士の卵…しかし、優秀がゆえにプライドが高く、我も強く他者と協力しようという考えを微塵も持たない個人主義かつ自己中心的者が多い」


「殆ど良いこと言ってねーんだゾ!」



『うん確かに…でも私、入るつもりは…』


「最後まで聞いて下さい!そんな彼等を協力させ、敵に打ち勝つ事をさせた貴女のような人が!必要なんです!」


『はあ…』


「貴女が入学を認めて下さった暁には、トラッポラ君とスペード君の退学撤回…そして、グリム君の入学を認めましょう!」



『!!』



「ふ、ふなっ!!?」



私が入学すれば2人が退学されずにグリム君が入学できる……





勿論、答えは決まってる…!




『私は……………』

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獰猛な黒柴(プロフ) - ヤニさん» ありがとうございます!そう言って下さり感謝です♪風邪引かずに頑張っていきます! (5月23日 17時) (レス) id: 14db63575b (このIDを非表示/違反報告)
ヤニ - 夢主ちゃんものすごくかわいいですね‼こんなかわいいのに醜いだなんて、言ったやつ絶対許すまじ。体調に気おつけてくださいね。 (5月22日 22時) (レス) @page27 id: 17ce66541a (このIDを非表示/違反報告)
獰猛な黒柴(プロフ) - IZさん» ありがとうございます♪がんばります! (5月20日 15時) (レス) id: 14db63575b (このIDを非表示/違反報告)
IZ(プロフ) - 更新楽しみにしています!! (5月20日 14時) (レス) id: 6070c5d052 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:獰猛な黒柴 x他1人 | 作成日時:2023年5月4日 5時

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