今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:10,054 hit
小｜中｜大
英 語 力 ページ3
＊＊
「俺らは双子なんです。
えと、ここは俺たちの家で…」
青いヘッドフォンの方が
英語で教えてくれた
そしてピンクの方も
中々の英語力で説明してくれる
「俺は葵ひなた。よろしくね〜♪
んで、こっちが弟のゆうたくん！」
「初めまして。葵ゆうたです」
「すり、すり♪」とひなたの方が
ゆうたに抱き着く
相当仲良しな双子なのだろう
「えっと、どこの国の方ですか？」
ゆうたが兄に抱き着かれたまま
質問をしてきた
「カナダから来ました」と
片言の日本語で返すと、何故か驚かれる
「日本語話せるんだ…！」
「驚くとこソコじゃないだろ」
「カナダから来たってとこ？」
「そうだよ、アニキ」
再び日本語に戻る双子を
微笑ましく見つめた
やはり、日本に留学しに来たからには
日本語で話さなければ意味がない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ＫＡＮＡ | 作成日時：2016年8月20日 7時
