wonderland89 ページ2
レオナさん達と別れてからしばらく走り続けた私達は一度立ち止まり息を整えていた
いや、何だかんだで私とリドルさんずっと走ってるからほんとに足痛いし咳き込むしで大変だよ
咳き込んでるの私だけですけども
リド「A、大丈夫かい？
ほら、ゆっくり息を吸って」
『は……はいぃ………ひっひっふーひっひっふー』
ユ「Aちゃんそれ深呼吸ちゃう出産前のやつや」
『ユウさんが関西弁とか珍しい』
軽くコントを繰り広げている私達だが顔は真剣そのもの
空気自体は張り詰めたままだ
だって次誰が来るのか分かんないし
リド「！何だ…今の音」
ユ「あっちから聞こえましたよね？」
再び息を潜めて音が聞こえた方へと足を進める
近付く内に誰がいるのかも声で分かった
エペ「ど、どうしよう…！
ヴィルサン、どっか行っちゃった」
ル「落ち着いてエペル君
きっと彼はまだ近くにいるはずだ」
ヴィ「えぇ……あいつが急にいなくなったって事は考えられるのは一つだけ」
ポムフィオーレの三人の会話を聞くのに夢中だった私はリドルさんに肩を引かれるまで彼の存在に気付かなかった
リド「Aっ！！」
『っ！？』
髪先を掠った手
此方に手を伸ばしていたのは禍々しい姿に変わり果てたヴィルさんだった
こんな状況にも関わらずオバブロしたヴィルさんを見て小林○子を連想した私はかなりのアホだと思う
闇ヴィ「うふふ、やっと見つけた
さぁA、此方にいらっしゃい」
リド「A、下がって」
ユ「グリム！ヴィル先輩からAちゃんを守るよ！」
グ「おう！」
私の前にリドルさん達が立ちヴィルさんを見据える
その光景を見たヴィルさんは忌々しそうに顔を歪めた
闇ヴィ「アンタ達もアタシに歯向かう気…？
そんなに死にたいなら今すぐ殺してあげる！」
『あ…』
目の前で繰り広げられる激しい乱闘
主にリドルさんとヴィルさんの戦いだが
リドルさんはさっきから体力と魔法共に消費し続けてるからかなり辛そうだ
リド「ぐっ……」
ユ「リドル先輩！！」
闇ヴィ「さっさとそこを退きなさい」
倒れたリドルさんにとどめを刺そうと放たれた魔法に思わず目を瞑る
すると後ろからふわっと誰かに抱き締められた
誰？
『！』
ル「安心したまえA君
ほら、見てごらん」
ルークさんが指す方へ目をやるとリドルさんの前にマジカルペンを構えて立つヴィルさんがいた
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ミゾレ - 風蘭dollさん» こんばんは昨日は、猛暑で暑かったですね。体調と熱中症に気をつけてツイステの更新楽しみに、してます。 (2022年7月4日 22時) (
レス) id: 1a3d6329fc (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - あゆら@ラビワドさん» うわおありがとうございます！寧々えむの作品と約ネバのクロスオーバー作品の3つをメインに更新していくつもりです！ペースはえげつなく遅いですけど昨日何とか寧々ちゃんのやつは更新出来ました(ヽ´ω`) (2022年6月14日 7時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
あゆら@ラビワド - 作品全て読ませて頂きました、ここまで凝ったストーリー構成初めてです！完結おめでとうございます！(あ、お願いなんですが、いつか寧々ちゃんの奴とえむちゃんの奴続き出してほしいです…！) (2022年6月13日 23時) (レス) id: e7e1bd2554 (このIDを非表示/違反報告)
ミゾレ - 風蘭dollさん» 大丈夫ですよ。結構先には、待てますので (2022年3月22日 7時) (レス) id: ac6cd59c65 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ミゾレさん» 返信遅れて申し訳ないです！了解しました、ただ更新出来る日が結構先になってしまいそうですがその辺りはご了承頂けたらと思います…。 (2022年3月21日 21時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2021年8月27日 22時
