まふまふ、そらるがヤンデレ&宣伝 ページ33
まふまふの視点
金縛りにでもあった様な感じだった。
目の前で、Aがそらるさんに抱きしめられていて
Aは僕のなのにって
ぐるぐると巻きつく独占欲が僕の思考を鈍くした。
どうやったらAを僕だけにできるのか、独占して、ぐちゃぐちゃにして、目の前は僕だけにしたくて。
気がついたら、僕はそらるさんからAを奪って抱きしめていた。
Aの、白くて美味しそうな耳を噛んでみて吸ってみて、歯型が付くくらい噛んで
くぐもった声がAから聞こえて。
(それなのに君が僕を押し返そうとするから)
ふつふつと苛立った気持ちに陥った僕は、今度は君の鎖骨にかぶりついた。
日焼けなんてした事なさそうな絹の様に手触りが良い、君の白い肌。
僕が付けた赤い印が目立つ、本当に白い肌。
僕だけが知っていれば良い
君の弱い所も、泣きじゃくった顔も、嬉しいと少しだけ笑う顔も。
僕が知らない、触った事のない様な所なんていらない。
だって君は僕のだから。
そらるの視点
何やってんだ俺。
まふまふが来て油断している合間に、Aを取られた。
そしてそのまま、まふまふはAを独占して自分の印、痕付けまでして。
本当だったら、今すぐまふまふを突き飛ばしたい。
なのになんで、体が動かないんだろう。
「っ、」
今の俺はただ顔を歪める事しか出来なくて。
取り残されてく。
嫌なのに、駄目なのに、好きなのに。
唇を噛み締めて、手を痛いくらいに握り締めて。
「ま、ふまふ！」
張り裂ける様に叫んだ声は、数秒間キィーンっとこだました。
あれこんな俺声高かったっけ、と思ったけどそれも今は考える事を放棄して、耳を抑えてうずくまるAを引っ張って外に出た。
外は昼前で、太陽が俺らのちょうど真上にあったので多分12時頃。
でも流石にこのままドアの前に居るわけにはいかないので、まふまふん家から近い公園までそのまま走って行く事にした。
走って数分後、
「いや、ちょ…待って、息…切れ、る…」
「大丈夫。もう切れてるから」
「それ…大丈夫じゃ、ない、って」
肩で息を繰り返すAを一旦落ち着かせようと、俺らはそこら辺にあったベンチに腰掛けた。
＿＿＿＿宣伝＿＿＿＿
新作
色々書きますよー
やっとリンクの貼り方分かりました難しかった
ネタ帳の様な短編集、歌い手
終わり
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
siranna - 何かの事情で更新できないとかですかね？でも、また作品で会えればいいなと思います！ (2018年6月22日 21時) (
レス) id: 8924ba12d6 (このIDを非表示/違反報告)
46猫＠スヌーピー(プロフ) - めっちゃ面白いです！それとあるふぁきゅんさんとクプラさん追加できますか？ (2018年5月31日 21時) (レス) id: 00438dbadd (このIDを非表示/違反報告)
ハル猫 - 名前の変更でけへんー (2018年5月21日 0時) (レス) id: 43f0908ced (このIDを非表示/違反報告)
夕空 - うそだうそだぁー東方叫んでいたらマザーにオコラレマシダ (2018年5月20日 23時) (レス) id: a5be9f0e20 (このIDを非表示/違反報告)
雪まる./(Hina(プロフ) - そうですか…悲しいですがまたこの作品以外のところなどで会えることを願って、待たせていただきます。 (2018年5月20日 22時) (レス) id: 1acb479d41 (このIDを非表示/違反報告)
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