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淡色 �� ページ33
「彼氏できた」
そう、伝えれば目を真ん丸にする双子の姿
「…は？」
「なんで」
「付き合って、て言われたから」
「そんだけ？」
「侑と治みてたら楽しそうやったから」
「ハァ？」
でも、楽しいて思うことはなくて
そもそも人見知りのくせによお知らん人と話しても
一緒に帰ってみても
コンビニ寄り道したりしてみても
何も楽しくなくて、しんどくて
そう思ってしまう自分がおって
そんな私を純粋に「好きや」と言ってくれる人がいることに罪悪感さえ覚えた。
「手つないでええ？」
「…え」
ゆるく握られる手
なんでやろ
もっと胸がドキドキして、ときめいて
嬉しくて、夜なんか眠られへんくて
「…そろそろキス、してみたいんやけど」
好きで好きでたまらんくて
世界の色が変わって見えるような
触れてたくて
自分だけを見ててほしくて
苦しくて
「ご、めんなさい…」
そういうのが「恋」やと思っとった。
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宮兄弟推し - めっちゃきゅんきゅんした！宮兄弟推しにはたまらん作品だと思います！ (5月17日 19時) (
レス) @page36 id: e2e9177bef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：san | 作成日時：2022年10月18日 10時
