テディ・ハイスクール【オリジナルホラー】 (ページ6)

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episode.3「護の憂鬱」ページ6

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護side

護「・・・・ったく、お嬢、危険ですよ、あの人にあんな事教えて。」

全く。

お嬢はこういう所が恐ろしい。

時に人を騙し、操り、破滅にまで追い込んで、涼しい顔をする。

お嬢は、一言で言うなら危険だ。

「お嬢様を守れるように」と護という名前をつけられたらしいが、守るまでもなくお嬢が全て解決してしまう。

唐「ははは、あいつが本気になったらどれくらいしでかしてくれるのか、気になってね。ただの戯れだよ。こんなもの。」

護「こんなもの、って・・・。」

お嬢、一応命かかってるんですよ、と言おうとしたとき、

キ「おっ、ノメちゃんモリちゃんお帰りぃ♪」

へらへらとした声が後ろから聞こえてきた。

唐「やぁ、間芝さん。首尾はどうだい？」

お嬢が振り返ったので、一応振り向く。

キ「ん！ばっちりだよ！バリケード補修してきた！」

何匹か倒してきたのか、ぬいぐるみの残骸が所々飛び散っていて、少し怖い。

お嬢はそんな間芝さんをくすりと笑って、こう言った。

唐「上出来だ。流石は私が見込んだだけある。・・・さて、ミーティング兼食事に向かおう。」

キ「ノメちゃんその喋り方堅苦しいよー？モリちゃんもお話してくれないしぃ。」

どうやら間芝さんはお嬢は東雲、シノノメ、省略してノメ。
俺は護、マモリ、モリと言う風に短くしているらしい。

真面目なのか頭が悪いのか、そう思い悩んでいると、お嬢が、

唐「間芝が気になるのか？」

と聞いてきた。

護「・・・間芝さんのことを考えていましたが違います。」

お嬢はやはり末恐ろしい、と思いながらも、また考え事を始めた。

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護君の趣味は椅子集めで唐江お嬢の趣味はチェスだと思います。
キオねーさんは可愛い雑貨集めだとおもっとって下さい。←

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