雨柱は可愛いすぎる。弐

40話 ページ10

『はぁ、帰るわ』

童磨「どうやって？ここが何処なのか分からないのに、帰るのは不可能に近いよ。」

………家からここに飛ばされたから、ここが何処なのか分からない。それに、僕方向音痴だし。

はぁ。無理だ。

相手は上弦の弐、勝てっこない。

童磨「大丈夫さ。明日には帰すよ。」

『うん……』

童磨「付いてきなよ。」

黙って童磨に付いて行く。

童磨「これが俺の部屋だぜ？入ってきな」

教祖って感じの部屋だね。
まぁ、教祖なんですけど。

童磨「そこら辺に座ってて」

っと言われたので、部屋の隅っこに座る

童磨「なんで、そこなの。」

『落ち着くんです。隅っこ』

童磨「隅っこ暮らしみたいだね」

『君こそ怒られるよ』

童磨「おっと。それは済まない。」


………お互い何も喋らない……。

童磨「はぁ、もっとこっちにおいで」

グイッと腕を引っ張られ、童磨の腕の中にすっぽりと収まる

『はぁ、なんですか。』

童磨の体温はとても冷たい……。

童磨「(体温高いなぁAちゃんは)」

眠くなってきた……。


僕はそのまま、童磨の腕の中で眠った

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