担当者 ページ3
★★★
「みんなー！集まってー！」
パソコンやプロッターに散らばっていた彼女たちを呼び集めると、並んだ新人くんたちに気付いて、少々浮ついた感じの空気が流れる。
小林さんが新人くんたちに顔を向ける。
「この5人がオペレーターの女の子たち。
女の�犹勠瓩犬磴覆い里眤疹�混ざってるが…」
となりで真理子さんがポキポキっと指を鳴らした。コワ…。
「いずれ君たちも色々関わってくる人たちだから仲良くやるように。
特にトップのお姉さんを怒らせないようにな。」
そう言って私を見るから新人くんたちまでこっちを見るじゃん…。
「別にコワくないですよ？
きちんとしたデータをいただければね。」
そう言って、白い歯を見せて笑ってやった。
「やっぱこわっ！」
と肩をすくめた小林さんの後ろで、先程のイケメンくんが笑っているのが見えた。
あ、笑うと目がなくなってちょっと幼くなるんだな、なんて思ったりして…。
「えー…気を取り直して…
松下は佐々木班だから担当は小出真理子。」
柔(やわら)くん(勝手に命名)と真理子さんが軽く会釈する。
「大野は藤原班だから瀬生真澄。」
コンパくん(勝手に命名)と真澄ちゃんも頭を下げた。
「で、チョンは俺と同じ宮越班だから、A、頼むな。」
清香ちゃんと美和ちゃんの「えっ…？」という声がうっすらと聞こえてきた。
素直な反応に思わず苦笑い。
同じように軽く頭を下げようと思ったら
「よろしくお願いします。気付いたことがあったらなんでもどんどん言ってくださいね！」
と明るく元気に言われてしまったから
思わずつられて
「山本Aです。
こちらこそ、わからないことは遠慮なく聞いてくださいね。
一応いちばーーーーん古いので！」
チラリと小林さんを見やって挨拶した。
新人くんたちが戻って行って…
私が残りの2人に色々と言われたのは言うまでもない…。
「いいなーーっ！Aさん！チョンさんでーっ！」
「私のグループ、人数少ないんだから私でもいーのにーっ！」
仕事に戻ろうとした真理子さんが、私の耳の後ろでポツリと
「…出来る仕事量の差でしょーが…」
と、私にだけ聞こえる声で言って行った。
私はまた苦笑い。
ブツブツ言い合う2人は、挙げ句の果てに
「まぁ…Aさんが担当なら、それはそれで安心かもね〜」
とか言ってるし。
苦笑いを通り越してすでに呆れ顔の私。
2人の頭上から落ち着いた声で一言。
「とりあえず、仕事してくださーい。」
★★★
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かえる(プロフ) - ただ今…読み直し中♪ユノくん気づかないだけで早々に好きになってましたね〜。ヤキモチで真顔って可愛い♪次読んできまーす♪ (2020年1月15日 0時) (
レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - 調剤薬局か、ドラッグストアーでもありますよ、さっきの３つは処方箋要るので (2019年4月30日 22時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 21時
