我慢できない…CM ページ35
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何が純粋な好奇心だ。
思いっきり野次馬根性のくせに。
そんな風に思いつつも
この僕にはっきりとした物言いをするコイツに
あまり嫌悪感はわかなかった。
ただ
相手にするのが面倒になったから何も言わずに前へと向き直った時、スマホがブルっと震えて
机の下で確認するとまた、ヌナで
『今度はいつご飯作りに来てくれるの？』
そんなことが書いてあって。
思わず頬が緩んで返事を入力しようとしたら
後ろのあいつが足先で僕の椅子を蹴り上げた。
「…慌てない！」
その言葉にさっきのコイツの台詞を思い出す。
…直ぐに返信しちゃダメなんだっけ…？
授業が始まる心配と、
早く返事をしたい気持ちを押し殺して少しの間我慢した。
…いい加減良いかな。
『来週までは無理かも知れないです』
入力し終えていた文面でそう送信すると
直ぐ既読になった。
……！
携帯の向こうにヌナがいる。
そう思うだけでテンションが上がった。
今までの僕は
平日はとにかく学校と家との往復しかしていなかったから
何か予定を立てたいと言ってもなかなか無理がある。
父は
シム家のプラスにならない事はやらせてはくれないし
ヌナとの事がバレたらヌナの仕事にも差し障りが出るだろう。
父が望むのは
シム家にとって益のある女性との付き合いだから…
そんなことを思って少しテンションが落ちた時
また、震えた。
『そっか。
でも、日曜日はランチで会えるね！』
ヌナの言葉に
またテンションが上がる。
『はい！ランチは行きます！』
即答するな、と言われてもやっぱり無理だ。
だって嬉しくて仕方ない。
直ぐ既読になる事も
直ぐ返事がくることも。
自由な時間が少ない僕には
駆け引きなんてしている余裕はないんだ。
上がる頬を抑えられないまま
ヌナへの返信を終えて
午後の授業の開始のチャイムの音を聞く。
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ゆうの(プロフ) - すぐりさん» 怒涛の読破、ありがとうございます笑 ユノペンから見た、チャンミン像でございます。違和感なければ嬉しいです。(*^^*) (2021年11月24日 19時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - りんごさん» うわぁ〜！りんごさん！ご無沙汰です！ごめんなさい、お返事してなくて〜！(＞人＜;)読んでいただき、ありがとうございます！ (2021年11月24日 19時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
すぐり(プロフ) - 苺ｼﾘｰｽﾞ ようやっと読み進めておりまして…何でだろ…今のところ ゆうのｻﾝの作品で出てくるﾁｬﾝﾐﾝ…全部好きなんですけどぉ（T^T）あーーーー…やっぱ私はﾁｬﾐﾍﾟﾝだったーーと再確認して…更新待ちの栞を挟みます♪ (2021年11月24日 15時) (レス) @page41 id: 2b78457879 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 苺とチョコシリーズ、読ませて頂きました^^*とっても面白いです！こちらもいつか更新されるの楽しみにしておりまーす＼(^^)／ (2020年2月3日 21時) (レス) id: 468b4d31bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ｻﾏﾕｶさん» これ以上に進んでないのはチャラユノ話なんですよねぇ…^_^; いつもいつも、ありがとうございます。m(_ _)m 励みになります！ (2019年8月29日 16時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2016年6月24日 21時
