間違った判断 ページ7
☆☆☆
「……何かあった？」
いたたまれなくなって、私が口火を切った。
『…いや、確かに以前雑誌の対談か何かでその2人は一緒に仕事をしてたみたいだが…その後のことは……』
…やっぱり仕事で一緒だったんだ…
「日本語も上手なら…ジュリちゃんの日本語の練習相手でもあるのかもしれないね…」
『そうかも知れないが…あまり良い噂はきかんな』
「え、そうなの？」
『財力もあるし、そのビジュアルだし…結構色んな女の噂を耳にするよ？』
「…え。大丈夫かな、ジュリちゃん…」
ユノとなかなか会えないでいるのに…
慣れない日本で1人で頑張っているのに…
そんな男が側にいるなんて…ユノは知ってる……？
今日だってせっかくユノも日本にいるのに
2人は会う約束はしてないのかな…。
『どうだろうなぁ。
男の狙いは確かにユン・ジュリだろうけど、
でもまぁ、あの男の噂はそこそこ水面下では流れてるから、さすがに周りも気をつけるだろ』
辻さんの言葉に、ちょっとだけ胸をなで下ろす。
「そ、そうだよね。ちゃんとスタッフも揃ってるんだから大丈夫だよね！」
『ああ。
まぁ、私も少し気にかけてみるけどな』
「あ、うん。お願いします！辻さん！」
辻さんにお願いすれば間違いはない…！
『じゃあ、とりあえず明日、8時には迎えにいくから』
「はい！お願いします！」
不安でいっぱいだった心は
辻さんの情報のおかげでかなり軽くなった。
とりあえず余計な心配はかけたくないから、また何か情報が入るまではユノには言わないでおこう。
これからライブツアーが始まるんだし。
5人には集中して頑張ってもらいたい…！
そう思って、
今日見たことは心の内にしまうことにした。
この時にきちんとユノに伝えていれば
何か道は違ったのかな…。
自分の判断が人の人生に影響を与えてしまうことを
この時に痛感した。
「Aさんのせいじゃないよ」
あなたはそう、言ってくれたけどね…。
☆☆☆
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ゆうの(プロフ) - motomatoさん» 描いてて癒されてます(*^^*) まだまだのどかなメンバーですけど、少しずつ進んでいくんですよねぇ… (2018年3月18日 19時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
motomato(プロフ) - ヒロインちゃんが真ん中で楽しい雰囲気ですねぇ〜いつのまにか私も笑ってしまっています！ (2018年3月17日 16時) (レス) id: e15e9863b2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» コメントに吹きました。頑張ります！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - motomatoさん» ご期待いただきありがとうございます！少しずつ練ってみますね！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - アスカさん» 楽しみに応えられるものが出来上がると良いんですけど〜〜^_^; ご希望ありがとうございます！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年1月26日 9時
