缶詰状態…YN ページ8
☆☆☆
5月に入り、朝から夜までリハーサルの缶詰状態が続く。
宿舎に帰るのは寝るための数時間、と言う毎日。
(いっそ練習室で寝泊まりしたいくらいだ)
俺たちもキツイけど、一緒にやってくれているスタッフさんも同じだけの時間を費やしている。
いや、俺たちの知らないところでも多分働いてくれているに違いない。
俺たち5人がスポットライトを浴びるために、その周りに何人ものスタッフさんたちがいる。
そして、楽しみに待ってくれているファンの皆もいる。
俺たちが音を上げる訳にはいかない。
そう思い、必死に練習に打ち込んでいた。
レッスンの合間の休憩時間に
そのままレッスン室で横になっていたチャンミンがうたた寝をしていて
その横で俺は、ひたすらライブの流れを想像していた。
すると、チャンミンの方から何やら声が聞こえてきたから
「…うん？」
気になって皆で聞き耳を立てる。
そんなチャンミンから出た寝言は
「………カレー…………食べたい……」
ぷっ…！！
集まった皆で大笑い。
「カレーって…！」
「これ絶対ヌナのカレーの事だよね！！」
「いや〜、確かにこれだけ日本にいてヌナに会えないことはなかったもんね！」
「チャンミンやめてよ〜〜思い出しちゃったじゃん〜」
「ぼっくもヌナのカレー食べたい！」
「僕だって〜〜！」
「あーー！カレー食べれたらまだまだ頑張れるんだけどなぁっ！！」
チャンミンの寝言を受けて、
皆で一斉に声が出た。
騒ぎで目が覚めたチャンミンは、寝起きでよくわかっていないようで、ぽけ〜〜っと皆を見る。
「マンネよ！皆、気持ちは同じだ！
ライブが一息つけばきっと食べられる日が来るから、なんとか頑張ろう！！」
ジェジュンがそう言いながらチャンミンの肩を抱く。
「……え？」
寝ぼけ眼のチャンミンが、覚醒する前に休憩時間が終わり、
また、練習が始まった。
カレーか…。
確かに食べたいかも…。
この時俺は、
Aさんのカレーを食べられる方法がないか、少しだけ考えていた。
☆☆☆
Aさん、いつもご訪問ありがとうございます(*^^*)
ユノセンイル記念に、2月6日になった時点で
『年下の恋人』で短編をアップさせていただきます。
ネタバレ的に、なんてことはない日常を綴っているものです。
興味のある方(ネタバレOKな方)で、パスワードがわからない方はお気軽にコメント、メッセージくださいませ。
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ゆうの(プロフ) - motomatoさん» 描いてて癒されてます(*^^*) まだまだのどかなメンバーですけど、少しずつ進んでいくんですよねぇ… (2018年3月18日 19時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
motomato(プロフ) - ヒロインちゃんが真ん中で楽しい雰囲気ですねぇ〜いつのまにか私も笑ってしまっています！ (2018年3月17日 16時) (レス) id: e15e9863b2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» コメントに吹きました。頑張ります！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - motomatoさん» ご期待いただきありがとうございます！少しずつ練ってみますね！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - アスカさん» 楽しみに応えられるものが出来上がると良いんですけど〜〜^_^; ご希望ありがとうございます！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年1月26日 9時
