告白 ページ6
⁂⁂⁂
次の日。
部活を終えた俺はまた、ホタル池を目指した。
微かな希望を抱いて。
林の入り口のあぜ道に
乗り捨てるように乱暴にチャリを置き、
小走りで、道なき道を進む。
約束なんてしてないけど
もしかしたらいるかも、なんて淡い期待を持って
昨日とそう変わらない月明かりの下、
一目散に池を目指した。
ほとりが見えた時、
昨日と同じ場所に覗く丸い頭が見えて、
ホッとすると同時に、心臓がうるさく鳴りはじめる。
がさがさと草を踏む俺の足音に気づいた先輩が
また、ゆっくりと振り向いて
俺のことを丸い目で見た。
「あれ〜？ユノ、また来たの？暇だねぇ」
今日も先輩は可愛いワンピース姿で
「…先輩こそ…」
答えながら
早鐘を打つ心臓を落ち付けようとした。
「…大学生って暇なんですか？」
お伺いをたてることもなく、
当たり前のようにまた、隣に座る。
「え〜〜-？
それは人によるんじゃない？
私は暇だよ〜？サークルとかも入ってないし。
同級生はこんな時期から帰省してくるわけもないし」
そう言ってにっこり笑った。
「そう言うユノは？
部活帰りじゃないの？こんなとこで寄り道して大丈夫？
疲れてるでしょ。早く帰った方が良いんじゃない？」
矢継ぎ早にそう言われ
「…俺、、居たら邪魔ですか…」
暗に帰れと言われているようにも取れて
なんとなく口先が尖る。
俺は先輩に会えて嬉しくて、
また会いたくて急いで来たのに…。
「あ、、いや、邪魔にしてる、とかではないよ？
ごめんね。そんなつもりで言ったんじゃないの。
ただ部活の後だし、ユノの家、ここから結構距離あるじゃない？
疲れないかな、と思って。
私と違って学校あるでしょ？まだ夏休みじゃないでしょ？」
「………くくっ…」
先輩の慌てる様子がつい、可愛くて笑ってしまった。
「…！
なによ。
心底心配してるのに、からかってるの？」
今度は膨れた。
先輩とのこんなやりとりが楽しくて
気づけば俺は
「A先輩。
俺と付き合おうよ」
そんな事を言っていた。
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ゆき(プロフ) - 最高の札幌参戦となりました。ゆうのさんご一家には、足を向けて寝れません。楽しかったです。ありがとうございました。機会があれば我が家にもおいでませ^ ^ (2019年12月16日 21時) (
レス) id: 24fba8a938 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - 環琉さん» 環琉さん、プレミアムだったんだ！！私は初のスタンド！どの席でも、一粒になれる幸せを噛みしめましょう！！ (2019年12月16日 17時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» ですね〜。忘れられないけど、でもちゃんと愛する人を見つけて幸せになってくれると思います。(*^^*) (2019年12月16日 17時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 楽しかったです！また、来てくださいね！！ (2019年12月16日 17時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
環琉(プロフ) - ゆうのさん、あたしも思い出して泣いちゃうかもしれません。。。 あたしも今回の最初にして最後の今回のライブ！ 初めてのプレミアム席なので思いっきり楽しみたいと思っています。 (2019年12月8日 0時) (レス) id: 3c1ded918f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年10月19日 9時
