ご褒美2…YN ページ16
★★★
「ふふっ…お疲れ様」
僕を抱きしめ返してくれるAさんが胸元で笑った。
「…Aさんも、ありがとうございました」
「お手伝いできて…一緒にお祝い出来て、嬉しかったよ？」
そう言って、微笑んでくれているのがわかる。
…はぁ。
なんでこんなに安心するんだろう…。
心休まる温もりに
ややしばらく、抱きしめ合ったまま玄関にいた。
「……安心する…」
Aさんが呟いた。
「え？」
「…ユノくんの胸は温かくて安心する…」
僕と同じ安心感を感じていてくれてる事に嬉しくなった。
「…でもね、実はユノくんの背中も安心できるんだよ？知ってた…？」
「…え？」
背中？？
「ユノくんの広くて大きな背中を見てるとね、
ああ、この背中に守られてるんだなぁ、…って。
この背中についていけば大丈夫なんだ…って、そう思えるんだよ…」
そう言って、更に力を込めて僕を抱きしめてくれた。
思いがけない言葉に
驚くと同時に胸の奥がくすぐったくなる。
僕も、Aさんを抱きしめる腕に力を込めた。
「…僕は…胸の中におさまるAさんを…何が何でも守ります…」
胸の中に閉じ込めておきたいくらいの貴方。
「…ありがとう。
でも…私にもユノくんを守らせてね？」
「え？」
思わぬ言葉に力の抜けた僕の腕から、静かに抜け出すAさん。
ゆっくりと僕を見上げてニッコリ笑う。
「疲れた時や困った時、ちゃんと言ってね？」
その笑顔が嬉しくて。
そのまま身を屈ませて
愛しいその唇を目指した。
柔らかくて
温かくて
幸せな温もり。
その温もりに
身体中に温かいものが拡がっていく。
★★★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 見切り発射です！(定番の)(笑) (2020年8月8日 16時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - おひさしぶりぃね！待ってましたよ、ドキドキ、キュンキュンだわ (2020年8月8日 13時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ひよさん» コメントありがとうございます(*^^*) 必死にスケジュール作成中です！！ (2020年8月4日 8時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - ゆうのさん、ありがとうございます。わくわく・・強行軍？楽しみです。 (2020年8月2日 16時) (レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 見切り発車です…^_^; (2020年8月2日 11時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年4月26日 9時
