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リホ「悩んでる事はジョングク先輩に対して恋愛感情が湧かないって事?」
「ストレートな言い方だけど…そんな感じかな?」
リホ「でもドキドキしたりするんでしょ?」
「そりゃ…いきなり近くに寄って来たりされれば誰だってしない?」
リホ「ん〜〜確かにあのビジュアルで攻められたらドキッとするか…」
コーヒー牛乳のパックを飲みながら
ベンチの背もたれに寄り掛かって
足をブラブラさせながら
空を見上げるリホ
「それに…1週間って短くないのかなって…」
リホ「もっと長い方が良かった?」
「いや、そういう事じゃないけど…1週間で何かが変わるのかなって…」
リホ「ジョングク先輩なら出来るんじゃないの?」
「…そうか」
リホ「悩む事じゃないと思うけどね?」
「…え?」
リホ「だって悩んだ所で気持ちが無ければ付き合えないんだから」
「そう、だけど…」
リホ「それとも同情で付き合うって言うの?」
「それは…」
リホ「ないでしょ?だったら話は終わりじゃない」
リホは「簡単な事を深く考え過ぎなのよ」って
飲み終わったコーヒー牛乳のパックを
側にあったゴミ箱に投げ入れた
リホ「自分の気持ちに素直でいた方が相手にとって1番良い対応だと思うよ?」
「素直で…?」
リホ「余計な同情とかそんなのジョングク先輩は求めてないと思う。AはAらしくジョングク先輩と向き合えばいいのよ」
ベンチから立ち上がると
大きく背伸びをして
「午後の授業だるいなぁ〜!」って
愚痴を溢すリホを見つめる私
リホと話をして解決した訳じゃないけど
気持ち的にはかなりスッキリしたし
かなり楽になったから
話して良かったって安心した
ー 放課後
『Aちゃん』
「あ、先輩…」
周りがざわつく中
本当にジョングク先輩は
私の教室にやって来た
『帰れる?』
「あ、はい」
側にいたリホに視線を向けると
小さく手を振っていたから
私も軽く手を上げて鞄を持って
ジョングク先輩の元へと駆け寄った
『体調は平気?』
「あ、はい」
ジョングク先輩と並んで歩くだけなのに
すごい注目の的でかなり気まずかったけど
ジョングク先輩は全く気にした様子もなく
私の心配をしてくれる
下駄箱で靴を履き替えると
玄関先で既に待ってるジョングク先輩がいた
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Nono(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメントありがとうございます泣 更新がんばります!! (2018年10月12日 13時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新とても楽しみに待っております^^ (2018年10月12日 9時) (レス) id: 96ec3bb179 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - さっちゃんさん» コメントありがとうございます泣 生き甲斐とか…もう感謝しかないです!!更新の励みになります!! (2018年10月8日 12時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - Nonoさ〜んヽ(;▽;)ノもう堪らんです〜(泣)ドキドキしてニヤニヤして変人がここに← 毎日毎日楽しみで楽しみで( ; ; )私の生き甲斐です!(大袈裟)もう大好きです〜〜!!(><) (2018年10月7日 23時) (レス) id: 77a52bcd61 (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - ちむちむさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2018年9月27日 19時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2018年9月22日 0時