＃MYgirl 【03】

TRACK：146 ページ46

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全員を見送った後

私は掃除・洗濯を済ませて

買い出しにも行った

夕方、メンバーが帰って来て

コヌ不在のまま夕食を済ませると

私はインスとジムに向かった




IS「これから行く所はいつも行ってる所なんだ！韓国でもジムには仕事終わり行ってるよ！」




A「体力つけないとダンスとか歌とか大変そうだもんね？」




IS「それもあるし〜体がポヨポヨしてたらカッコ悪いしね！！」




A「だからインスくんはいつも仕事終わり出掛けてたんだね？」




IS「そう！いつもセヨンと2人で行ってるよ！」




その言葉に私はドキッとした

落ち着け…何セヨンの名前位でビビってんだ！

今はセヨンはいないじゃないか！！




IS「セヨンは先に行ってるって言ってたよ？」




A「え？セヨンもいるの？」




IS「あれ？言ってなかった？」




…マジ (；´Д`A かよー！！！！汗汗




てっきりインスと2人だと思っていたのに

まさかのセヨンは先に待ってる事実を知り

私は項垂れてしまった

別にセヨンが嫌いな訳じゃないけれど

期待に添えられないのに

好意を持たれるのは何だか心苦しかった

だからと言って期待に添えると言うのも

何だか違う気もするし…




IS「おまたせ！！」




中に入ると汗だくのセヨンが

そこにいて私を見るなり

優しく微笑んだ

可愛いんだけどね？可愛いんだけど…

そういう感じじゃないんだよな…；




3人でランニングマシーンに乗ったり

腹筋・背筋を鍛える器具を使ったりと

今までエステばかりだった私にとって

初挑戦のジムは意外にも楽しくて

やっている間は何も考えずに入られた




IS「飲み物買って来るね！」




A「あ、じゃ…私も一緒にiッ」




IS「ヌナは待ってて！！」




気を遣ってくれたんだろうけど…

今はセヨンと2人きりしないでくれぇ！！と

思わず心の声が口から出そうになった

隣同士でベンチに座ってインスを待つ

早く帰って来ないかな…

辺りをキョロキョロしていると…




SY「体、大丈夫？」




A「え？あ、うん…；」




SY「初心者だから明日とか筋肉痛になるかも知れないから…帰ったらお風呂でよく解(ほぐ)した方がいいよ？特に腕と脚は来るから」




そう言ってセヨンは私の腕と脚に

そっと手を伸ばす

私はそれとなくセヨンと距離を取る

あからさまだったかな？

そんな事を気にしたけどセヨンは何も言わない

しばらくして飲み物を持ったインスが戻って来た




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