検索窓
今日:7 hit、昨日:3 hit、合計:64,315 hit

TRACK:50 ページ50






何だかそのまま帰っても良かったのに

何だかモヤモヤしてスッキリしなくて

私はキッチンを見つめたまま動けずにいた




A「しょうがないな…」




私はキッチンに向かい

携帯を見つめて今日の夕飯と明日の分の食事を作った

勿論、日持ちするもので温めるだけで良い料理

こんなに頭を使って料理をしたのは初めてだった




栄養バランスも大事だし

男5人だから量も考えないといけないし…

確かにマネージャーさんが言うように

デリバリーでも頼んで食ってくれって思うけど

でも…なんだかスッキリしなかった




変に絡み過ぎて色々話しを聞いてしまったからか?

俗に言う同情と言う奴?




A「あぁ…疲れた…;」




料理を作ってタッパーにしまい

彼らがわかるようにメモも置いて…

気が付けば15時を回っていて

私は早々に宿舎を後にして自宅に戻った




家に帰っても何もする気が起きなくて

仕方なくシャワーを浴びてビールを一気飲みして

ソファーに寝転んだ















目を覚ますと窓の外は真っ暗で時計を見たら

21時を回っていて私は慌てて飛び起きた

だけど自分の家だと気が付いてホッとする




A「ジュンキュくん大丈夫だったかな…?」




宿舎にいずともそんな事を考えてしまう

夕飯を作ろうと思ったのに

なんだかそんな元気も出なくて

財布を持って近くのコンビニにお弁当を買いに行った




メンバーにはデリバリーでいいとか言っといて

私はデリバリーよりも格下のコンビニ弁当とか笑えるww

家の角を曲がった瞬間

タイミング良く前からも誰か曲がって来て

思いっきりぶつかってしまった




A「痛ぁ…;」




「大丈夫ですか?ごめんなさい!!」




…ッ!!




聞き慣れた声に私は顔が上げられず

心臓がドキドキッと鳴った




「あの…大丈夫でッ…」




相手は私に気が付いたのかゆっくりと後ろに下がった

うわぁ…気まずい…てかタイミング悪すぎ;

こんな部屋着丸出しだしコンビニ弁当持ってるし…




「A…?」




私がぶつかったのはついこないだ振られたばかりの元彼だった

私の姿を見るなり少し鼻で笑った

そんな仕草ひとつで私の心が抉(えぐ)られる程に痛んだ




この小説の続きへ→←TRACK:49



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
92人がお気に入り
設定タグ:MYNAME , 二次創作 , 恋愛   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Nono(プロフ) - Wさん» 米ありがとうございます!マイネム小説は初挑戦なので…不安だらけではありますが暖かいコメントにホッとしております!更新頑張ります! (2016年3月29日 9時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
W - すごく面白いです!!毎日何度も覗いて新しいお話が出てないかチェックしてます(笑)それだけでも心がルンルンです♪♪更新大変だと思いますがぼちぼち頑張って下さい(*^^*)待ってまーす☆★ (2016年3月28日 22時) (レス) id: 158e795fbb (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - iさん» 米ありがとうございます!初めてのマイネム小説なので…すごい不安だったのですが…そう言って頂けて嬉しいです!更新頑張ります! (2016年3月28日 11時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
i - 凄く面白いです!次の更新楽しみにしてます\(^o^)/ (2016年3月27日 14時) (レス) id: a16d4d154c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Nono | 作成日時:2016年3月15日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。