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TRACK:38 ページ38






A「インスくん何か言い掛けてたけど?」




IS「あ、いや…;」




白黒ハッキリしたい性格の私は

モヤモヤしたままが嫌いなので

インスに視線を戻して聞き返す

私がインスに話し掛けると

ソファーに座ってたセヨンが

携帯を手に持ったまま振り返る




IS「それは…その…;」




A「何?」




言い辛そうなインス

もしかしてセヨンがいるから?

私はチラッとセヨンを見る

セヨンは何食わぬ顔で見つめて来て

首を傾げる




IS「また、今度話します」




そう言うとインスはそそくさと

リビングを出て行ってしまった

リビングを去るインスの後ろ姿を

私とセヨンは追い掛けるように見つめて

インスが見えなくなると

セヨンは私の方へと視線を向けた




SY「なんかインスヒョン変だったね?」




A「変?どこが?」




SY「そー言われると…答えにくいww」




A「何それww」




SY「そんな事より!!ご飯!!」




…あッ!!忘れてたww←ぇ

私は畳んであるエプロンを広げて

キッチンに立ち冷蔵庫から材料を取り出す

この時間帯だし…

あんまりカロリーあると良くないし

かと言って腹持ちが良いのにしないと

なんかセヨンうるさそうだしな…ブツブツッ…




色々、考えた末に作り始める私

すると匂いに釣られてか?

セヨンがヒョコッと現れる




SY「うまそ〜!!」




セヨンは後ろから私の肩に顎を乗せて耳元で騒ぐ

そんな事をされてもドキッともしない私は

肩をズラしてセヨンから離れる




A「どこに乗せてんの」




SY「いいじゃん〜」




A「良くない。重たいし邪魔」




SY「えぇ!!邪魔とか酷い!!」




駄々をこねる子供のように

いきなり大きな声で叫ぶセヨンに

私は呆れ顔で見つめる

そんな私を見てセヨンは楽しそう




A「楽しい?」




SY「楽しい!」




A「良かったねぇ〜;」




セヨンといると子供を相手にしてるみたいで

全くドキドキ感がない

寧ろセヨンも逆に私をドキドキさせようと

スキンシップを取ってるようにも見えないから

だから近くても触られてもドキドキしないんだろう




A「はい、どーぞ」




簡単に作った料理にセヨンは喜び

犬のようにガッツいていた

そんなセヨンを尻目に様子見に

私はジュンキュの部屋に向かった




TRACK:39→←TRACK:37



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作品ジャンル:タレント
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Nono(プロフ) - Wさん» 米ありがとうございます!マイネム小説は初挑戦なので…不安だらけではありますが暖かいコメントにホッとしております!更新頑張ります! (2016年3月29日 9時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
W - すごく面白いです!!毎日何度も覗いて新しいお話が出てないかチェックしてます(笑)それだけでも心がルンルンです♪♪更新大変だと思いますがぼちぼち頑張って下さい(*^^*)待ってまーす☆★ (2016年3月28日 22時) (レス) id: 158e795fbb (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - iさん» 米ありがとうございます!初めてのマイネム小説なので…すごい不安だったのですが…そう言って頂けて嬉しいです!更新頑張ります! (2016年3月28日 11時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
i - 凄く面白いです!次の更新楽しみにしてます\(^o^)/ (2016年3月27日 14時) (レス) id: a16d4d154c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nono | 作成日時:2016年3月15日 18時

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