TRACK:02 ページ2
・
おじさんに案内されて
豪邸とまではいかないけど
立派な家に案内される
日本の大都会だし…
まぁ〜この程度の家は普通か…
「あ、鍵は暗証番号なので覚えて下さい」
A「は〜い」
おじさんが暗証番号を入力中
私は家の周りを見つめた
あまり外からは中が見えない造りなんだ…
外壁も割と高めだし…
ピッー!
「どうぞ!中に入って下さい!」
おじさんにレディーファーストされて
玄関に入ると私は思わず息を飲んだ
広々とした玄関先には汚い靴が散乱していて
大きめのシューズボックスも
戸が開いたままで靴も乱雑に終われていた
これは…何事…?!
「いつも整理するように言ってるんですけど…;あいつらの整理ってこんな感じらしいです^^;」
A「は?!こ、これが整理ですか!?」
おじさんの言葉に私は眉間に皺を寄せて聞き返す
おじさんは苦笑いを浮かべながら小さく頷いた
予想以上…いや、寧ろ遥か先を言ってる。
玄関でこのインパクト…
先に進むのが恐ろしい…
ー 先に進みますか? ー
【 YES 】 【 NO 】
私の頭の中に変な選択肢が浮かぶ
普通なら即決で【 NO 】を選択する
だけど…お金…お金の為だ!!!!!
【 YES 】 ピコンッ♪
A「あの〜?スリッパとかって…ありますか?」
「いや…それが無いんだよね;そこら辺の物品購入も全てAさんに任せるからww」
す、素足でこのゴミ山に上がれと!?
これは完全に選択ミス?!
いや、違う…落ち着け私…
幸いな事に…今はストッキングを履いてる…
それに万が一、素足だとしても洗えばいい!!
お金…お金の為なんだ…
綺麗にすれば問題ないじゃないか!!
A「ですよね^^大丈夫です〜」
ヤバッ…完全に声震えてるww
でもおじさん気付いてないみたいだし…
とにかく顔には出さず笑顔で行こう…
あまり大きく息はしたくなくて
小さめに小まめに呼吸をしながら
私はおじさんの後を付いて中に入った
「これがここの間取り図です。あ、あと…2枚目がここを使用してる彼らのプロフィールね」
A「はい、後で目を通させて頂きます〜」
ふざけんな!!
こんな間取り図渡されたって
どこがどこだかわからんゴミ山じゃないか!!
リビングって言うここだって…
床に色々服やらゴミなのかわからないのが散乱して
足の踏み場もないじゃんか…;
・
92人がお気に入り
「二次創作」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nono(プロフ) - Wさん» 米ありがとうございます!マイネム小説は初挑戦なので…不安だらけではありますが暖かいコメントにホッとしております!更新頑張ります! (2016年3月29日 9時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
W - すごく面白いです!!毎日何度も覗いて新しいお話が出てないかチェックしてます(笑)それだけでも心がルンルンです♪♪更新大変だと思いますがぼちぼち頑張って下さい(*^^*)待ってまーす☆★ (2016年3月28日 22時) (レス) id: 158e795fbb (このIDを非表示/違反報告)
Nono(プロフ) - iさん» 米ありがとうございます!初めてのマイネム小説なので…すごい不安だったのですが…そう言って頂けて嬉しいです!更新頑張ります! (2016年3月28日 11時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
i - 凄く面白いです!次の更新楽しみにしてます\(^o^)/ (2016年3月27日 14時) (レス) id: a16d4d154c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Nono | 作成日時:2016年3月15日 18時