テーマソング (ページ3)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:736 hit

いつものページ3

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｢ジュノン、私の香水使った？｣

｢使ったけど｣

｢ちょっとは悪びれてもらっていいかな！？｣

今日も彼らの楽屋には彼女の大きな声が響いていた。ジュノンは顔を歪めてAに目をやると、

｢何でそっちが不満げなの〜！？もう…これ何回目！？｣

｢ちょっと、Aうるさい｣

｢はあ…｣

仲良く喧嘩している彼らは同い年である

｢Aが持ってる香水の匂いめっちゃ好みなんだよ｣

｢じゃあ同じやつ買え｣

｢また痴話喧嘩してんの？｣

呆れた顔でリョウキがやって来た

｢痴話喧嘩って(笑)｣

｢年長組はその辺にしとけー｣

｢今度はなんで怒らせた？(笑)｣

｢Aちゃんの声廊下まで聞こえてた(笑)｣

メンバーが痴話喧嘩(？)に続々と反応を示す中

｢はいはい、みんなーそろそろファンクラブ用の撮影始まるから準備して｣

同じ年長者であるレオが止めに入ってきてくれた
私も年長組なのに何でこうも違うのか、と思いつつも撮影の準備に入った

｢てか自己紹介ってめちゃくちゃ苦手｣

｢そんなに明るいのに苦手なの？｣

｢明るさ関係あるの？これ｣

｢知らんけど｣

知らんけどってほんとに便利な言葉だなあと思いつつ撮影が始まるので切り替えた