子育て ページ25
玲香side
目が覚めて、隣に寝ている優輝くんを見て、微笑む。
起きているときは、元気いっぱいの男の子も、寝ているときは、物静か・・・。
起こさないように、リビングへ。
そこには、愛しの太輔がいて、みっくんと渉さんと談笑してた。
「渉さん、すみません、私、寝ちゃったみたいで・・・」
渉「そんなの気にしなくていいよ。ちびっこ怪獣相手に、大活躍だったんだから(笑)」
そう言って、渉さんが、優輝くんと私が遊んでた光景を、二人に話してる。
ブロックでいろいろ作ってたら、優輝くんがいろいろ教えてくれて、
ブロックって、いろんな物が作れるんだって力説したら、
宏光「どっちが遊んでもらってるか分からないな(笑)」
みっくんが、そう言ってる横で、太輔と渉さんも笑ってる。
「だって、久しぷりに遊んだら、楽しくて・・・。」
太輔「いいんじゃない?たまには、童心に戻って遊ぶのも。」
渉「そうだよ、優輝も、すごく楽しそうで、二人が遊んでくれてたから、
俺、家のこと出来て助かったし、玲香ちゃん、ありがとう。」
「私のほうこそ、ありがとうございます。
久しぶりに、小さい子と遊べて楽しかったです。」
渉「そう?戦いごっことかもしてたけど、無理してない?」
「フフ・・・明日、筋肉痛になるの覚悟してます(笑)」
宏光「そんな真剣に戦ったの?」
「・・・あ、うん、怪獣役だから、リアクション大変だった(笑)」
太輔「見たかったかも・・・玲香の怪獣役(笑)」
「ちょっと、恥ずかしいかも・・・。
でも、今日、数時間一緒にいただけだけど、
子育てしてる人たちは、この生活が、毎日なんだなって思って、
子育てって、体力勝負なところもあるなって思った。」
渉「確かに・・・。それに、機嫌のいいときばっかりじゃないし、
兄貴たち見てて、大変だなって思うことあるよ。」
宏光「それでも、大変だって思う以上に、幸せだって感じられるんじゃない?」
「そうかもしれない。
私、母親じゃないのに、今日一緒にいただけで、幸せな気持ちになれたから、
お母さんは、きっと、もっといろんな想いを感じられるんじゃないかな?」
そう素直に思えたことが、嬉しかったけど、
太輔「子ども好きの玲香は、いいお母さんになるんだろうな」
何気なく言った太輔の言葉に、ちゃんと笑えてるか不安になった。
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作者名:波瀬(Namise) | 作成日時:2016年6月20日 20時