治くんはヤンデレを通り越してやべぇやつだった件 《太宰治》

私と治くんの前職 ページ41

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2人が言い争いをしている中、私はずっと疑問に思っている事を聞いてみる事にした










『ねぇ、、2人はなんで知り合いなの？どういう関係？』














「「………」」











『？』










え、なんで黙るの？言えないような関係なの？








すると中也くんはﾆﾔﾘと悪い笑みを浮かべた











「こいつは、俺の元相棒だ(ﾆﾔﾘ)」










「中也…っ、」








『元相棒…？』











中也くんの元相棒とはどういうことだろう








相棒ってことは仕事関係？











「Aさん帰るよ。これ以上ここにとどまる理由もないし中也と話す事もない」









『ぇ、ちょっと…！？』










治くんは私の腕を掴んで出口へと進んでいく












ガシッ









『！…。』










しかし後ろから中也くんに腕を掴まれて私は歩みをとめた











「おい待てよ、そンなに急いで帰ることねぇだろ？(ﾆﾔﾘ)
















なァ、元ポートマフィア最年少幹部さんよォ」














「…………」













『…ぇ……………？』















元ポートマフィア…？誰が？











中也くんは治くんに向かって言ってるけど、
もしかして__________













「その反応から察するに知らなかったみてぇだな」











私の反応を見て云った中也くんはﾆﾔﾘと不敵な笑みを浮かべている











『…治くんは、元ポートマフィアなの…？』














「………」













治くんは下を向いていて応えない











どんな表情をしているのかもわからない












「こいつはポートマフィアの幹部だった頃、俺と組んでたンだぜ？








というより組まされてた」















『………。』













「手前の悪行はポートマフィアの中でも群を抜いてやがったからなァ















A、手前が思ってるほどこいつ(太宰)は良い人間じゃねェ」











「………。」










治くんはまだ何も言わない









でも、肯定しないという事は事実なんだろうね















ねぇ治くん










あなたは今、何を想っているの？










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