君と一緒に 【江戸川乱歩】

ちょい病み乱歩さん ページ5

乱歩side
僕には彼女がいる
柏木Aという子だ
とても可愛くて儚く美しい
僕はたぶんAに依存している
そしてAも僕に依存している
今日も帰ってAに会いに行く
他の人と話されても嫌だし
僕だけのものだから
ということで
Aは僕の部屋に鎖で繋がれている
部屋には鍵がかかっていて外には
僕しか出られない
普通だったら犯罪だけれど
本人も承諾済みなので
いいと思う
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乱歩「ただいまA」
A「乱歩さん？おかえりなさい！
ねぇ抱きしめてねぇ寂しかった
乱歩さん乱歩さん」
この通りAは僕に夢中だ
乱歩「はいはい」
ぎゅ


数分後
乱歩「そろそろ離れよう？ご飯の準備しなきゃ
いけないんだよね僕」

A「え？やだ！やだやだ
乱歩さんと離れるの嫌だぁ」ポロポロ

乱歩「Aは甘えん坊だねえ
じゃあちょっとだけ傷つけるね
それが終わったらご飯の準備するから」

出したのは
キラリと光るカッターナイフ
時々、いや毎日
僕はAを傷つけている
Aの白い肌に
綺麗な赤い血がべっとりとつくのだ
とても綺麗…
Aは僕を嫌がることなく
受け止めてくれる
むしろAも
僕に傷つけられることを喜んでいる
そんなAを僕は世界で一番愛している

グサッ
乱歩「…綺麗」

A「乱歩さんの印がまた増えたぁ
ふふふ」

乱歩「A！A！大好き
大好きだよ！」

僕はAの
綺麗な目も
ピンク色の口も
白い肌も全部全部好きなんだ

乱歩「Aは僕のものだからね？」

Aは僕だけのもの
他の人には譲らないよ！
Aも僕のこと好きだし、
他の人のところに行く必要ないもんね！
僕たちは愛し合ってるんだし

乱歩「A愛してるよ」

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