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そこからはもう、考えてした行動なわけがない。
本能に正直だった、としか言えない。
いくら俺が普段、情けないだのなんだの言われていても、好きな子にあそこまで言われて何もしないわけはない。
頬に掛けていた掌を滑らせて首筋を伝わせた。
それはもう、無意識。
玉は途端に甘く啼いた。
唇も滑らせ舌を這わせながら白いうなじをなぞった。
耳朶を甘噛みしながらパジャマのボタンを外した。
ボタンを全て外して肩から肌触りの良いパジャマを滑り落とした。
露わになった玉の胸板。
あぁ、綺麗だな、と思った。
同じ男の体なのに、俺とは全然違って見えた。
それって、筋肉がついているからだとか、色が白く滑らかな肌だからだとか、それだけの理由なんかじゃないんだ。
好きな人の裸だから、なんだ。
今、俺だけが見ている好きな人の姿だからなんだ。
玉の肩をそっと掴んでベッドに寝かせた。
鎖骨をなぞり、二つの突起に触れた。
口に含んで舌で転がした。
やがて、されるままだった玉が俺の着ていたスウェットに手をかけた。
無理やり引っ張られ脱がされる。
信じられないと思うのに、触れた玉の肌の温度がリアルで、現実だと教えてくれた。
背中に唇を這わせ、仰け反る玉に思わず「可愛い」と呟いたら「うるさい」といつもの憎まれ口を叩くからやっぱり可愛いと思った。
散々に舐め回し、パジャマの下に手をかけた。
脱がせて下着に手をかけた。
興奮した。
玉も、興奮していた。
起っていた。
嬉しくて涙が溢れそうなのをぐっと堪えた。
手で扱く度に甘い吐息を吐く玉が可愛くてたまらなかった。
無意識に「可愛い」を連呼していた。
途中で玉が「もう解ったから」と言った。
それにも「可愛い」と言った。
「宮田、や、やだ。」
「えっ！」
やだ、と言われて、熱に浮かされたような感覚が一瞬だけ冷えた。
やだと言って泣いたあの日の玉のあの顔が忘れられない。
けれど今やだって言われたって玉に激甘なさすがの俺も止められない。
でもまたあの顔をさせたくはない。
決して。
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わたリン(プロフ) - イチさん、お気になさらず…いつまでもお待ちしております〜(*´▽｀*)楽しみがあるってありがたいデスよ(〃'▽'〃)よろしくお願いいたします(。>ω<。) (2018年12月19日 20時) (
レス) id: 361028ec87 (このIDを非表示/違反報告)
イチ(プロフ) - わたリンさん» ほんっとお待たせしてしまってますよね、、すみません。難しいです。。でも適当にはしたくないので頑張りますね！！ (2018年12月10日 23時) (レス) id: 89e040e4cb (このIDを非表示/違反報告)
わたリン(プロフ) - イチさん!!更新ありがとうございます(´；ω；`)お待ちしておりましたヽ(；▽；)ノ凄くきゅんきゅんしましたぁ！。:゜(;´∩`;)゜:。いつまでも続きをお待ちしております(。>ω<。) (2018年10月10日 17時) (レス) id: 361028ec87 (このIDを非表示/違反報告)
イチ(プロフ) - ようかんさん» 大変ならがくおまたせしました。待ってくれている人がいると思うと本当に頑張れます。次は早めの更新で頑張ります！！ (2018年10月10日 6時) (レス) id: be08ec388e (このIDを非表示/違反報告)
ようかん(プロフ) - 初めまして!!イチさんの宮玉小説、既に何回も繰り返し読ませて頂いてます。なので今回の更新がとても嬉しいです!これからもイチャイチャ待っております! (2018年7月25日 22時) (レス) id: 9be9c5d695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イチ
| 作成日時：2017年12月6日 17時
