イナズマイレブン～超次元世界への挑戦！～４ (ページ11)

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160.挑戦の始まりページ11

フィールドに入った私は、ライトの眩しさに少し驚く。

「日本代表イナズマジャパンの入場です。チームを率いるのは、キャプテン円堂守！」

うおお、人がいっぱいだ。

「このチームは世界のレベルから見ればまだ経験も浅く成長途上ですが、
粘り強い試合運びで何度も逆転勝利をおさめ、世界への切符を手にしました」

「逆に成長途上にあるがゆえ爆発的な進化の可能性を秘めていると言えます。
今大会のダークホースになるかもしれません」

「なるほど！イナズマジャパンの活躍にも期待がかかります！」

まあ、日本人ってスポーツが特別得意なイメージないからこんなもんか。

「続いて入場してきたのは、コトアール代表リトルギガント！」

「アフリカエリアからの代表ですがデータが少なく、その実力は全くの未知数です」

コトアールってどこだよ。

アニメの世界だからある程度違う部分もあるか。

「さぁ、リトルギガントに続いての入場は、アメリカ代表ユニコーンです！」

アメリカと聞くと今日会った2人を思い出す。

この先会うこともないだろうけど。

「国旗を持つのはキャプテンのマーク・クルーガー！」

A「えっ……」

列の先頭に目をやると今日出会ったマークさん本人だった。

しかもキャプテンマークつけてる。

あ、だから『またね』だったんだ。

え、待って。

私はマークさんの後ろの存在に気づく。

A「(ディランさんもいるんだけどぉぉぉぉ！？)」

ディランさんも私の存在に気がついたようだ。

ディラン「WOW！？Youはジャパンのファンじゃなかったのかい？」

A「ははは……まあ一応」

綱海「なんだ知り合いか？」

アメリカの列が通りすぎたあとに綱海さんに聞かれる。

A「まぁ、若干？」

知り合いと思われるのは何となく恥ずかしかった。

綱海「何で疑問系なんだよ」

A「そこは気にしないでください」

出来れば試合で初対面したかったな。

「さぁ、いよいよこの10チームが激突します！世界の頂点に輝くのはどのチームなのか！？
FFI世界大会、ここに開幕致します！」

とうとう始まる。

世界の挑戦が。