イナズマイレブン～超次元世界への挑戦！～１ (ページ4)

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3.特急列車ページ4

私は駅についた。

中に入ってみたがほかの人影は見当たらない。

A「もしかして、だまされた感じになってる？」

時間はもうすぐ11時を回ろうとしている。

不安はどんどんつのっていった。

A「うわ、やばい、どうしよう…」

いつも冷静な自分もあせっている。

いや"冷静"と言うより"ポーカーフェイス"か。

「おおお！久しぶりの客じゃねーか！」

後ろから声がして振り返ると白い髪の何かチャラそうな青年が立っていた。

みんな後ろから声かけるのが好きみたいだ。
　

A「誰ですか？」

「俺？俺はディオ。この駅の駅長をしている。これが暇でさ～」

ディオさんが暇かははっきり言ってどーでもいい。

ディオ「でも、客がいんなら今日は列車が来るってことか！レントも早く言ってくれればいいのによぉ」

あの人レントって言うんだ…

ディオ「んでお前は何のチケットもらったんだ？」

A「これです」

私はイナズマがプリントされたチケットを渡した。

ディオ「へ～珍しいな～このチケット持って来たやつあんまいないんだぜ」

といいながらチケットを半分にし半券を私に渡した。

A「そうなんですか」

ディオ「このチケットならもう来るぜ……
ほらな」

ディオさんが指差した先には金色の列車が来ていた。

A「か、カッケー！」

こうゆう反応をするからおそらく変人て言われるんだろうな。

ディオ「いつ見てもピッカピカだな。さ、乗った乗った」

A「え、え…」

ディオ「よい旅を！」

シュッシュッシュッシュッ…

列車は勢いよく線路の上を走り出し、光の中に消えていった。