呪いの残痕�� ページ45
「村雲江のバグのバグについては、彼の中に残ってる僕の霊力を僕が回収して、空いたところを湊さんの霊力で満たして、ちゃんと循環させたら治ると思います」
「はい…すみません…よろしくお願いします…」
氷嚢を頭に載せたまま湊さんを見下ろすと、彼は上げていた頭を再び深々と下げた。
先程までの殺意はどこへやら、すっかり萎れてしまっている。
結局、呪いの後遺症でもなんでもなかったなぁ…
いや、事の発端が呪いだから、確かに後遺症といえばそうなのかもしれない。言い得て妙だな。
そんな事を考えつつ、村雲江の右手を握って霊力を回収する。
といっても、彼の中にある僕の霊力は、あとから注がれたのであろう湊さんの霊力が複雑に絡み合って全然動く気配がないので、湊さんに村雲江の左手を握ってもらい、解いてもらいながら少しずつ進めていく。
「この度は俺の勘違いのせいで大変なご迷惑をかけてしまって、本当に申し訳ないっす…」
「別にいいですけど…申し訳ないと思ってるなら、今度軍部の食堂のご飯奢ってくださいよ」
「もちろんっす！もう何度でも奢りますよ！」
村雲江を挟んで三人でソファに座り、霊力を操作する傍らそんな会話をする。
ちなみに、長義と五月雨江は向かいのソファに座っている。不用意に近づいて霊力が混ざると大変なので。
ともかく言質は取ったぞ。ご飯はうちの厨番の作るものが一番おいしいけど、政府の食堂のご飯もたまに食べたくなるんだよね。
でもそんな簡単に"何度でも"なんて約束していいのかと問うと、｢今更ちょっと食費増えるくらい大丈夫っすよ｣とどこか遠い目で答えた。
そう言えばこの人、僕が三日かけて食べる量を一日で食べるんだよな…
使っている術具の霊力消費が激しいから、身体が無意識に補充しようとして食欲が旺盛になるらしい。
と、その時ずっと気になっていたことを思い出して、おもむろに彼の足元に視線を落とした。
「そういえば湊さん、てっきり
彼が部屋に押し入って来た時に感じた違和感を伝えると、湊さんは｢あぁ、それね｣と頷いて、開いてる方の手で首につけたチョーカーを示した。
「これ、新しく作ってもらったんすよ。今朝出来たばかりで、まだ調整中なんすけどね」
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千珠 - 寒蘭さん» お返事ありがとうございます！私のお願いを聞き入れていただき、ありがとうございます！！無理を承知の上でのお願いだったのに了承してもらえてとても嬉しいです！！投稿の方は寒蘭様のペースで大丈夫ですので！これからも応援しています！お体に気も気をつけください！ (3月11日 13時) (
レス) @page46 id: 0eaf370a5f (このIDを非表示/違反報告)
寒蘭(プロフ) - 千珠さん» かしこまりました！本編未登場の子に関してはIFストーリーとして書かせて頂きます(*´∀`*)全員を書けるかわからないですが、ストーリーが思いつき次第投稿しますね！ (3月8日 17時) (レス) id: 69f96811e5 (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - 寒蘭さん» 本編にいないキャラ達なのでFIストーリーで大丈夫です！！もし、検討していただけるなら幸いです(今あげたキャラは私の推し達です。まだ推しはいますが) こんなに沢山リクエストするのはどうかと思いますが、どうかよろしくお願いいたします…！スライディング土下座 (3月8日 12時) (レス) id: 0eaf370a5f (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - 寒蘭さん» と、コメントのついでみたいになるのですが、数珠丸恒次、小烏丸、抜丸、肥前忠広、今古伝授の太刀、泛塵、笹貫と孫六兼元と京極正宗ちゃんのリクエストもお願いできたら嬉しいのですが……。本編にいないキャラだとは思うのですが、夢主ちゃんと絡ませて欲しいくて… (3月8日 12時) (レス) id: 0eaf370a5f (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - 寒蘭さん» お返事ありがとうございます！はい！それでもか構わないです！無理なリクエストをお願いしているのに、書いていただけけるだけでとても嬉しいです！本編で未登録のキャラをまたリクエストととしてお願いするかもしれませんが、その時はIFストーリーでOKです！！ (3月8日 12時) (レス) @page43 id: 0eaf370a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寒蘭 | 作成日時：2023年12月17日 23時
