眠れない理由�� ページ26
「長義一人を添い寝番にするなんて不当だ！
鬼気迫る表情で放たれた鶴丸の言葉に、僕の思考回路が営業終了の鐘を鳴らした。
けれどそんな僕に対して、長義はどこか不機嫌そうにこめかみを押さえているし、太鼓鐘も満足そうに仁王立ちして頷いている。
…状況理解してないの僕だけ？
動かない頭を必死に叩き起こしながら、僕を置いてすべてを理解している様子の三振に視線を巡らせる。
「えっ…と…それは、その、何？
長義だけに負担をかけるのは忍びない的な…？」
「どうしてそうなる…」
長義が僕の
けれど鶴丸は目元を片手で覆い隠して天を仰ぎ、呆れたような息を吐いた。
言いたいことがまったく掴めずに疑問符をまき散らしていると、それを見かねたらしい太鼓鐘が苦笑を浮かべた。
「あのな、主。俺たち、あんたが酷い事をするやつだなんて微塵も思ってないんだぜ？
むしろみんな、主の事が大好きなんだ。
なのに、添い寝当番なんてオイシイ役目を独り占めされちゃ、この間の弁当事件の比にならないレベルの大抗議が起きちまうよ」
そう言って肩をすくめる太鼓鐘に、僕の思考は再び煙をあげて動きを止める。
僕のことが大好き…なのは、先日のお弁当の件で理解した。僕は、想像以上にみんなに愛されてる。
でも、それとこれと話は別なのでは…？
一向に理解できない僕に、今度は鶴丸が腰に手を当てた。
「さっき、少し聞いちまったんだが…きみ自身、俺たちと同じような経験があるそうじゃないか」
「…そう、だね」
「なら、逆にこちらから聞こう。きみは、俺たちと共寝をすることで、襲われたりするんじゃないかって不安はないのか？
俺や長義どころか、貞坊だって、その気になればきみを押し倒すくらい造作もない。
きみはさっきから俺たちの事ばかり気にしているが、きみ自身はどうなんだ」
「不安なんて、ないけど」
真剣な眼差しでこちらを見据える鶴丸に、自分でも驚くほどするりと言葉が零れ落ちる。
一切の間を持たず即答したことで、僕以外の全員が目を丸くした。
正直、僕でもこんなに簡単に答えられてしまうとは思わなかったけど、何だか気まずくて少し目をそらし、首元に手を当てる。
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千珠 - 寒蘭さん» お返事ありがとうございます！私のお願いを聞き入れていただき、ありがとうございます！！無理を承知の上でのお願いだったのに了承してもらえてとても嬉しいです！！投稿の方は寒蘭様のペースで大丈夫ですので！これからも応援しています！お体に気も気をつけください！ (3月11日 13時) (
レス) @page46 id: 0eaf370a5f (このIDを非表示/違反報告)
寒蘭(プロフ) - 千珠さん» かしこまりました！本編未登場の子に関してはIFストーリーとして書かせて頂きます(*´∀`*)全員を書けるかわからないですが、ストーリーが思いつき次第投稿しますね！ (3月8日 17時) (レス) id: 69f96811e5 (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - 寒蘭さん» 本編にいないキャラ達なのでFIストーリーで大丈夫です！！もし、検討していただけるなら幸いです(今あげたキャラは私の推し達です。まだ推しはいますが) こんなに沢山リクエストするのはどうかと思いますが、どうかよろしくお願いいたします…！スライディング土下座 (3月8日 12時) (レス) id: 0eaf370a5f (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - 寒蘭さん» と、コメントのついでみたいになるのですが、数珠丸恒次、小烏丸、抜丸、肥前忠広、今古伝授の太刀、泛塵、笹貫と孫六兼元と京極正宗ちゃんのリクエストもお願いできたら嬉しいのですが……。本編にいないキャラだとは思うのですが、夢主ちゃんと絡ませて欲しいくて… (3月8日 12時) (レス) id: 0eaf370a5f (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - 寒蘭さん» お返事ありがとうございます！はい！それでもか構わないです！無理なリクエストをお願いしているのに、書いていただけけるだけでとても嬉しいです！本編で未登録のキャラをまたリクエストととしてお願いするかもしれませんが、その時はIFストーリーでOKです！！ (3月8日 12時) (レス) @page43 id: 0eaf370a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寒蘭 | 作成日時：2023年12月17日 23時
