【刀剣乱舞】愛してます、主、切実に (ページ21)

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十八話* ※季節ガン無視です。ページ21

※我が友猫耳ちゃんからのリクです。
※タイトル通り、季節ガン無視です。

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「海行こう!」

「わぁ流石主!現世では冷風当たる真冬だと言うのに
海に行こうとするなんて!……馬鹿かアンタはｧ!」

「姫ちゃん最近ノリツッコミ多いよね!?」

…この時、私は主を無理にでも引きとめればよかったのだ。

それが…っ!

「海!?僕行ってみたーい!粟田口の皆も行きたいって!」

「乱!?」

「兄様達と姫鶴姉様と、砂遊びしてみたい…!」ｷﾗｷﾗ

「小夜…!」

「俺は主の命に従います!」

「テメェは帰れ、主命野郎!」

「よーし!来週海に行きましょー!」

「「「うぇーい!!」」」

「こんなの絶対認めないー!!」

…結局、海に行くことが決定してしまった。
しかも、全員強制参加。

「主命乱用するなよぉぉぉ…」

「姫鶴、どうしてまたそんなに嫌がるんだ?
昔千秋様と行った時は楽しんでただろ?」

「今からムード感じたいよねっ!」と主が夏の景趣に変えたので、
調合室には扇風機が付いていた。(冷房は節約の為つけない)

どうして海に行きたくないかって?
そんなの、決まってるじゃんか。

「…主の胸と私の胸、格差がありすぎるもん…っ」

「なっ//お前なぁ!俺だったからいいけど、
爺さん達の前で絶対言うなよ!?」

「言わないよ!薬研だから言えるんだよ!?
こんなの皆に言えるわけないじゃん!」

「そいつは喜んでいいのか…?」

こんなの他の刀に言ってみて?
五十年間積み上げてきた信頼が一瞬で崩れ落ちるわ。

「だーいじょうぶ!」

「キャッ!?」

突然背後から胸を揉まれて変な声をあげる。
…またこの女か。

「主!またアンタは馬鹿な事を…」

「姫ちゃんさぁ、胸とか気にしないでいいんだよ!
貴方にはこの白い肌と綺麗な体があるのだから!」

つつー…と体の至る所をなぞられる。
さ、触り方がやらしいなっ!

「ひ、ぁ…っ///」

嫌だ、嘘でしょ…!

「姫、つ…!////」

「薬研っ、やだ、見ないで…っ//」

薬研にこんなとこ見られるなんて!
折れたい!いっそ一思いにポッキリ逝きたい!

「(あらら、薬研ニキウブだねぇw)
今度水着買いに行こっ!私も買いたいし!」

「いや、水着なんて持ってますし…」

「どうせ十年前のでしょ!?
姫ちゃんは日々成長してるでしょうが!」

「だから胸を揉むなぁ!//」

…一週間後が既に不安である。