四十話*おかえり ページ47
「_______姫ちゃん!」
確かに、確かにA様の声がした。
私もそれに呼応するように瞼を開いた。
…そこには、A様がいた。
その後ろには、刀剣男士がいた。
「あ、の…主…」
謝らなくちゃ。
勝手に折れた事、
無茶した事、
……酷い言い方をしてしまった事、
「阿保姫ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「っわ!?!?」
宙を舞った気がした。
その直後すぐ背中に強い痛みを感じた。
……嘘だろこの人、私を背負い投げしたぞ。
動揺していると、
A様に抱き締められた。
「っ姫ちゃんの阿保…!勝手に折れないでよ!私…
まだっ、ごめんねって、ヒック、言えっ、てなかったのに…」
「A様…私の方も、ごめんなさい…」
A様の温もりが伝わってきて、涙が込み上がる。
でも、必死に堪えた。
だって、鶴は他者に涙を見せないものだから。
「姫っ!」
「ひめ姉様ぁぁぁ!!」
A様が離れた瞬間、抱きついてきたのは鶴丸さんと五虎退だった。
「あんな驚き…二度とごめんだ…っ!」
「グスッ、ひめ姉様が折れちゃうなんて、もう嫌ですっ!」
「鶴丸さん…申し訳ございませんでした。
五虎退もごめんね?」
二人を慰め、改めて皆の方を向く。
そして、A様の手を取りながら跪いた。
「黄泉の世界から戻って参りました。
.
主の刀として、これからもどうぞご贔屓に。」
主の顔を見ると…
「…やっと、主って呼んでくれたね。」
涙をはらはら流しながら笑ってて、
それはそれはとても美しかった。
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my614 - すみません 日光は姫鶴のあとに つくられた刀なので弟の ほうが正解…福岡は忘れました (2018年3月16日 16時) (レス) id: a703474556 (このIDを非表示/違反報告)
霧月@蛍愛で隊(プロフ) - ココアサイダーさん» ぃよしゃぁああああ!!!!極実装してただけとか、びびらせんなって!!!先がよめなくてハラハラしたけど!!! (2016年10月20日 0時) (レス) id: 1bbe61e1fe (このIDを非表示/違反報告)
ココアサイダー(プロフ) - 霧月@蛍愛で隊さん» こういうことじゃ( ※この作品はシリアルです (2016年10月20日 0時) (レス) id: abb1e24d8b (このIDを非表示/違反報告)
霧月@蛍愛で隊(プロフ) - は・・・?「無事折れた?」っては?どういうことじゃ(威圧) (2016年10月19日 23時) (レス) id: 1bbe61e1fe (このIDを非表示/違反報告)
☆NATU☆ - 夢主ちゃん・・・ってか刀剣男子が純情すぎるww(三日月夢主ちゃんに何かしそうで怖いwww) (2016年10月4日 16時) (レス) id: 82b135c89e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ココアサイダー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uranaikari1/
作成日時:2016年9月6日 1時