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三十八話*姫鶴一文字という刀は ページ45

Aside


「う、そ…姫ちゃんが…?」

「おう…ってぇ…しばらく腰痛だなこりゃ…」




神保さんは酷使された腰をさする。




「ありがとう要さん!ありがとう!!」

「神保さん!俺は最初から貴方を信じておりました!」

「神保さん大好きー!」

「ウンもうそろそろ腰折れるからヤメテ-!!」



皆で要さんに思いっきり抱きつくと、腰の限界で倒れた。
ママに湿布を貼ってもらった後、要さんは話を続けた。




「……さっき、姫鶴一文字は帰れるとは言ったけど、






.






帰ってくるとは言ってない。」

「「「!?!?」」」



神保さんの言葉に、また言葉を失う。




「どうして…?」

「姫鶴一文字は今…上杉謙信のところじゃなく、
千秋様のところ(・・・・・・・)にいる」

「千秋様、の…?」



千秋…おじいちゃんのところ?





「姫鶴一文字は主に一途な刀だ。





だが姫鶴一文字は上杉謙信でなくて千秋さんのところにいる。





…どういうことか分かる?」





姫ちゃんの元々の主は、上杉謙信…


でも今姫ちゃんは、前の主であるおじいちゃんのところにいる…





「姫ちゃんは…姫鶴一文字は……おじいちゃんの事が好きだった…?」

「人と付喪神が結ばれる事はできない。だから…」









.









.









「おじいちゃん…在原秋人を【神隠し】、した。」

「姫鶴一文字自身も、それに気づいていなかった。」

「す、ストップストップ!話についてけないんだけど!?」



加州くんに止められる。
…まぁ、普通に考えればあり得ないことだもんね。



でも、




「千秋さんへの思いを断ち切らないと、姫鶴一文字は此処には戻れない。





でも仮に戻れた時、歴史を変えようとするなら…





Aちゃん、君達に姫鶴一文字を斬る覚悟はある?」




____


「千秋…いえ、秋人様」

「…やっぱり俺の真名、知ってたんだな。」

「当然です。私は貴方の近侍なんですよ?」

「それもそうだな。」




…このままじゃ、姫ちゃんはいなくなる。

三十九話*行ってきます→←三十七話*和撲(物理)



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設定タグ:刀剣乱舞 , シリアル   
作品ジャンル:ギャグ
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my614 - すみません  日光は姫鶴のあとに つくられた刀なので弟の  ほうが正解…福岡は忘れました (2018年3月16日 16時) (レス) id: a703474556 (このIDを非表示/違反報告)
霧月@蛍愛で隊(プロフ) - ココアサイダーさん» ぃよしゃぁああああ!!!!極実装してただけとか、びびらせんなって!!!先がよめなくてハラハラしたけど!!! (2016年10月20日 0時) (レス) id: 1bbe61e1fe (このIDを非表示/違反報告)
ココアサイダー(プロフ) - 霧月@蛍愛で隊さん» こういうことじゃ( ※この作品はシリアルです (2016年10月20日 0時) (レス) id: abb1e24d8b (このIDを非表示/違反報告)
霧月@蛍愛で隊(プロフ) - は・・・?「無事折れた?」っては?どういうことじゃ(威圧) (2016年10月19日 23時) (レス) id: 1bbe61e1fe (このIDを非表示/違反報告)
☆NATU☆ - 夢主ちゃん・・・ってか刀剣男子が純情すぎるww(三日月夢主ちゃんに何かしそうで怖いwww) (2016年10月4日 16時) (レス) id: 82b135c89e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ココアサイダー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uranaikari1/  
作成日時:2016年9月6日 1時

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