【刀剣乱舞】帰ってきてください、主、切実に

一話*認めない ページ4

「あーこれ?私暑がりでね、思いきって切っちゃった!どう?似合うかな?」




似合うも何も…


上は乳バンド…いや、ぶらじゃーみたいなのだし、
下は短いし長めの切れ目が入った袴だった。

下着見えるよー、と言おうとしたら…






「はぁ…やっぱノーパンだから涼しいー」

「「「!?!?//////」」」


思いっきり袴捲った。
おい、隠すべきところが丸見えだぞ。


とりあえずまだ無事な私は、赤面したまま固まった薬研の目をそっと隠した。
子供の成長上、あれは良くない。良くない。

長谷部?知らん。


きょろきょろしていた彼女と、目が合ってしまった。


「わっ!女の子もいるんだ!女子同士よろしくね!」

「はぁ…姫鶴一文字と申します。よろし」




社交辞令として手を差し伸べたら、彼女の手は私の手をすり抜けて





「わっ!大人っぽい見た目なのにパンツ可愛い!ピンクの花柄!」



…私のすかーとの裾に向けられていた。
って、





「ｲﾔｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!?!?//////」

「ハッ!どうした姫鶴…そ、そのような粗末な物を主に見せるな!///」

「粗末言うな!ていうか長谷部アンタ見たでしょ!?」

「姫鶴ちゃんかぁ!じゃあ姫ちゃんって呼ぶね!」




当の彼女は、呑気に手を掴んで振り回した。



…この瞬間、はっきりと分かった事がある。







「「「(こいつを主とは認めねぇ…!)」」」

二話*(色んな意味で)通された→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す