夢を見たいなら金払え！2【W.r.w.r...ｄ!】 (ページ26)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:8,643 hit

72本目:鶴ページ26

さおりside

とある日の午後。
今日は四人で高級レストランに来ている。グルッペンが予約してくれたらしい。
...私、マナーとか覚えてないな...どうするんだったっけ。
そんなことを考えながら引かれた椅子に座る。
しばらくすると料理が運ばれ、私たちは会話を始めた。

Gr「なぁ、さおり。」

さおり「ん～？どうしたの？」

Gr「俺の会社に来ないか？」

さおり「...へ？で、でもしおりは...」

しおり「私もグルッペンさんの会社に行くことにしたの。」

Syp「え、マジっすか？やばい、同じ職場とかめっちゃ嬉しいっす。」

さおり「...そっか、じゃあ私もグルッペンの職場行こうかな。」

Gr「ほんとか？」

さおり「うん。私も内心グルッペンがいるのにこの職業やってていいのかなって思ってたの。」

しおり「そうなると...私達あのマンションから出て行かなくちゃ。」

Syp「あぁ、それならしおりさん。俺と一緒に住みます？」

しおり「えっ？い、いいの？」

Gr「じゃあさおりは俺が貰ってくぞ。」

さおり「へ、ちょ、ど、同棲って事...？」

Gr「あぁ。俺と一緒に暮らさないか？」

柔らかく微笑みながらうなずくグルッペン。...やっぱりかっこいいな。
でも唐突過ぎない...！？まだ心の準備も出来てないよ...！！
そして私だけ落ち着けないまま、時間が進んでいった。