夢を見たいなら金払え！2【W.r.w.r...ｄ!】 (ページ19)

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65本目:鶴ページ19

さおりside

そして時は過ぎ日曜日。
私としおりはいつもより早く起き、メイクを始める。

さおり「だ、大丈夫かな？おかしくなってないかな？」

しおり「うん。平気だと思うよ。私も頑張らないと...！」

メイクが終わり、服を選ぶ。
ん～、どうしようかなぁ～...。今日はちょっと露出高めで行こうかな？最近暑くなってきてるしね！
そう思い、肩だし＆短めのスカートで行くことにした。
しおりもなかなか露出の高い服を着ていた。

さおり「わ、今日は攻めてるね！」

しおり「さおりだって人の事言えないでしょ？」

さおり「んふふ、いつもより露出高くしてみたの！」

しおり「あ～あ、グルッペンさん耐えられるのかね。...あ、そろそろだよ」

しおりに言われ時計を見ると、もう9時半になっていた。ここから駅までは20分だから...そろそろ出る時間だな。
しおりと最終確認をし、外に出る。驚くほどの快晴だった。日焼け止めは一応塗ってるけど...焼けないといいなぁ、なんて考えながらしおりと駅まで歩く。

さおり「あ、あれってグルッペン達じゃない？」

しおり「...あ！本当だ。」

私達が駅に着くと、もうすでに二人は駅で待ってくれていた。
相変わらず周りの人は目をハートにしている。
...まぁいつもの事だから気にしてないけど。

さおり「ぐるっぺ～ん！」

Gr「お、さおり達か、おはよう...おぉ...」

Syp「しおりさん、今日もかわいいですね！」

しおり「ありがと～！ショッピ君もかっこいいよ！！」

私達が話しかけると、ショッピさんはきらきらとした笑顔でこっちに来る。...眩しいなぁ。
しかし、グルッペンはその場で硬直していた。...どうしたんだろう？

さおり「...グルッペン？どうしたの？」

Gr「あ、あぁ...すまないな。ちょっと色々...あって、だな。」

最後の方はよく聞こえなかったけど、まぁ何もないならいいかな。
そして、私たちは電車に乗り、原宿へと向かった。