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このまま上手くいけば次の壁外調査に連れていけるか…
詳しい日程は決まっていないが、次の調査は新兵を交えての出撃となる
目的は一体の巨人の捕獲
……ハンジが喜びそうな内容だ…
壁外へ出たことの無い新兵を慣らすための調査だ、もちろん俺やアーズ、他の兵士達も行く
危険だと判断すれば目的を果たさずに帰還することができるしな…
新兵だけではなくリヴァイにとってもいい機会になるだろう
急に前線に出て戦えと言うのは無理な話で…恐怖で身体が動かなくなって喰われるより、少しでも耐性をつけて巨人に挑む方が生存確率が上がるそうだ
貴方「…連れていくか……」
エルヴィンに話を通しておくかと考えた時
「A」
丁度いいタイミングでエルヴィンが現れた
貴方「何か用か?」
エル「イェーガー先生が来ているよ」
あぁ、もうそんな時期か…
貴方「分かった、行ってくる」
エルヴィンが来たであろう方向には身体を向け歩き出そうとしたが、肝心な事をいい忘れる前にと顔だけ振り返る
貴方「エルヴィン」
エル「?何だ?」
貴方「次の壁外調査、リヴァイも連れていく」
エル「っ!?…それは大丈夫なのか?」
貴方「見れば分かる」
練習をしているリヴァイを指差し、短期間であそこまで成長したリヴァイを見て驚くであろうエルヴィンの顔を想像しながら、俺は医者の待つ部屋へと歩き出した
ーーー
ーー
ガチャッ
貴方「…待たせてすまないな、イェーガー先生」
「構わないよ、あといつものようにグリシャでいい」
部屋に入ればいるのは眼鏡をかけたおっさん←
俺はその人の前に座る
グリ「体調はどうだい?」
貴方「可もなく不可もなく、だな」
グリ「それは良かった」
グリシャはシガンナ区で医者をやっていて、俺の主治医みたいなもんだ
餓鬼の頃から世話になってるせいかお互い遠慮はねぇな
グリ「ではさっそく検診を始めるよ」
貴方「あぁ」
ーー
ー
グリ「………特にこれといって問題はないな
何か身体に異変が起きたりしていないかい?」
貴方「別に何も」
グリ「そうか、…なら今日はこれで終わりにしよう」
そう言ってグリシャは使った道具を鞄へと片付けていく
貴方「……あんたは変わったことなかったのか?」
グリ「3月に息子が産まれた…それはもう跳び跳ねるほど喜んださ」
貴方「へぇ…名前は?」
グリ「エレンだ」
貴方「エレンか…良い名だ、おめでとう」
グリ「ありがとう」
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明里香(プロフ) - 50話に誤字がありました。「方々」ではなく、「方法」です。 (2018年8月21日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテアート(プロフ) - 続きが楽しみです♪ (2018年7月27日 10時) (レス) id: fb249a32d0 (このIDを非表示/違反報告)
さかもーと(プロフ) - “また”と書いてありますがこの作品はもう制作しないのですか?? (2017年4月4日 4時) (レス) id: a68d1bd733 (このIDを非表示/違反報告)
トマト - 苺さんの作品は、とっても好きです。なので、残念です( ; ; )この作品の、主人公の『生きろ』に…泣きました。本当にありがとうございました!お疲れ様でした(T ^ T) (2014年12月20日 20時) (レス) id: d4425fe142 (このIDを非表示/違反報告)
リボン(プロフ) - とても、面白い作品です!更新頑張ってください♪ (2014年12月7日 21時) (レス) id: 424e3ab855 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺食べれない | 作成日時:2013年9月21日 18時