月下の4人目 (ページ3)

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あの日ページ3

エイプリル「海外！？」
オーガスト「そう。コヨミだけだけど、大丈夫？」
『私は平気です！』
ディセンバー「...気をつけてね」
エイプリル「ちなみにいつからなんだ？」

『え？今からです！』
エイプリル／ディセンバー
「「先に言え！／言って。」」

『ごめんなさい...毎日連絡しますね！』
エイプリル「あいつらは今忙しいから俺に連絡しろよ。」
『分かりました！では行ってきます！

みんなも気をつけてくださいね。おかえり！って言ってくださいね！』

ディセンバー「うん」
オーガスト「頑張ってね」
エイプリル「気をつけろ。」

まさかこれが4人揃って最後の会話だったなんて。

ねぇ。

約束したよね？

ずっと家族だって。

おかえりって言うって。

なのになんで？

オーガストが死んだ？

ディセンバーが裏切った？

違う。

ディセンバーはそんな事しない。

もしかして
あの薬を飲んだのかも。
私とオーガストで作り、2人に渡した

一時的に記憶をなくす薬。

エイプリルはディセンバーを探そうとしている。
これは私の仕事じゃない。

でも

たった1人残された。
エイプリル...

『大丈夫。私はここにいますから。』