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ただ、自発的に起こってしまったものには手のつけようがないと言えるだろう。
「っふ、」
私は鼻を鳴らして、私の言葉を待つ刀剣男士たちを見渡す。
「政府が望むとあらば、叶えて差し上げなければなりませんね」
望み通り、他本丸の管理も、その本丸に所属する刀剣男士の統制も遂行してみせる。
主を得た本丸が、統制を取り戻した刀剣男士たちが、時の政府に対しどのような感情を持つか、それによってどう動くか。
まぁ、その先の想像はできるが、想像はあくまで想像。
それを政府に伝える責任も、義理も必要もないわけだ。
例えそれが政府にとって損害になり得ることだとしても、これは単なる想像で、どちらにせよその責任は権利を明け渡した政府にあるのだから。
「たとえ
未だ怪訝そうな表情を見せていた刀剣男士たちが、私のその一言で顔色を変える。
「……そうですよね？」
そんな彼らに、ただ微笑んで見せた。
「…っはは」
しんと静まり返った室内に、小さな笑い声が浮き上がる。
「いいねぇ、大した度胸だ」
慎重な表情は崩さずにそう口にしたのは、鶴丸。
鶴丸は困ったように、けれど愉快そうに小首を傾けて笑った。
「……とことん付き合わせて貰おう」
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ぽん(プロフ) - 嵯峨野ルナさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます…！しばし離れていたジャンルですので少々浦島ですが、こんなお言葉を頂けてありがたい限りです…！ら良ければお暇なときにでも、引き続きお付き合いくださいませ (10月14日 14時) (
レス) id: 87fc64d822 (このIDを非表示/違反報告)
嵯峨野ルナ(プロフ) - 最高な作品に出会えて嬉しいです。お体に気を付けて、更新楽しみにしております！ (10月14日 10時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
嵯峨野ルナ(プロフ) - 初めまして！コメント失礼いたします。とても素敵な作品で1日に2度も繰り返し読んでしまいました。綺麗な言葉遣いでキャラクターの魅力が惹き立っていますし、夢主も私好みでキャラ達との関係も今後が非常に楽しみです！ (10月14日 10時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽん
| 作成日時：2023年10月9日 16時
