コーヒーのお兄さん ページ23
イリ「?なんか向こうが騒がしいね。何かあったのかな?」
先ほどいたところから少し離れてからイリーナは騒音を耳にしてラズベリーたちに問いかけた
ラ「さぁ?エッジのバカ犬が起こらせでもしたんじゃない?気にすることないよ。」
イリ「そうかな?ならいいんだけど…」
パ「ニェー…だが何かあったとしてもサンズがいるから大丈夫だろう!あいつはとんだ怠け骨だがやるときはやる奴なんだ!」
ド「そ、そうなんだ…」
パ「ニェッヘッへ!自慢じゃないけど時には頼れるかっこいい所もあってなんだかんだ言って甘やかしてしまう…あ、今の兄ちゃんには言わないでくれよ?」
そう言うとパピルスはちょっと照れたようにして頭をかいた
イリ「わかった!…?どうしたのコーヒー、具合でも悪いの?」
ふと、コーヒーの方にみんなが目を向けるとなんだか物悲しそうな、寂しそうな表情でパーカーのひもを噛んでいた
パ「どうしたんだコーヒー?元気がないみたいだが…」
イリ「コーヒー?」
コ「ァ…ゥ…」
コーヒーは何か言いたげだったがすぐに顔を下に向けてひもを噛み始めてしまった
イリ「…もしかして兄弟がいなくて寂しいの?」
コ「ァ…!」
イリーナが言うとコーヒーは図星をつかれたようひもを噛むのをやめた
ラ「あぁ、そういやこいつ弟の方なんだっけか。」
イリ「どんな人…じゃなかった。モンスターなの?」
そう聞かれてコーヒーは周りの視線に少し戸惑いながらも持っていたノートを開くとさらさらと慣れた手つきで何かを書き記すとそれをみんなの前に見せた
コ『ボクの兄さんはロイヤルガードの団長でいつも落ちぶれてしまったロイヤルガードを立て直そうとすごく頑張っているんだ。まぁ、ボクは引きこもりがちでいつも家でゲームしてるんだけど…でも兄さんはとてもやさしくて、厳しい時もあるけどそれも全部ボクのためを思っての事で…ただ、あんまりにも忙しく働いているからか少し疲れやすいんだけどね…あ、後とっても強くて…とにかく兄さんはかっこよくてすごいんだ。ファルファッレをつくるのがとくいだよ。』
ラ「ほぉ!ファルファッレの魅力がわかるやつがいるとは!一度会ってみたいな!」
パ「ファルファッレ?」
コ『パスタ料理の一種でリボンの形のパスタなんだ。』
パ「オーホー!そんなのがあるなんて知らなかったぞ!今度見せてくれ!」
パピルスははしゃぎながら目を輝かせた
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鈴(プロフ) - 面白いですね=)どうでもいいけどイリーナって聞くと…どうしてもビッチ先生の幼少期の頃の姿と重なる…w (2019年6月20日 19時) (レス) id: 83fb9e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - レイラさん» コメントありがとうございます!さぁどうでしょう?そこはストーリーを見てからのお楽しみということで! (2018年6月19日 22時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 〈続き〉メイリンと小夜ちゃんは戦闘シーンがカッコイイので(#^.^#)続きが楽しみですー!応援してますよ!! (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 《絶望のソウル》が目を覚ますってことはイリーナちゃん!!闇落ちしちゃうってことですか!!?闇落ちしたイリーナちゃんはかっこいい姿をイメージしてしまいます!アニメキャラにたとえるなら黒執事のメイリンやblood-cの小夜ちゃんみたいな感じでしょうか!? (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - ベルフェゴールさん» アンケートご協力ありがとうございました!なるほど、ヘルプは敵にもってこいですね! (2018年6月19日 17時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
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