希望のソウルに惹き寄せられて

茶番じみた騒動 ページ13

そう言うと二人はにこっと穏やかな笑みを浮かべた

イ「すごい！さっき話しかけた時は全力ダッシュで逃げられたのに！」

サ「そりゃあイリーナがオイラ達を骨抜きにする天才だからだろうな。」

ハ「骨だけに？」

サ「あぁ。話が分かるなお前さん。」

ハ「そりゃあどーも。」

パ「SAAANS!」

イリ「へへへ…ほめられるとなんか照れるなぁ…」

イリーナは嬉しそうに頭をかいた

イ「まぁ何はともあれひと段落したところで思ったんだけど…彼は何やってるの?」

インクが指さしたほうを見ると一斉にサンズとハニーはイリーナとパピルスの目を覆った

サ「ゲ…」

ハ「あいつ…公の場で何やらかしてんだ…」

ド「ヒィ…」

コ『どう考えても変態…』

見ると赤いサンズがうずくまって何かしていた
頬を赤くほてらせ、荒い息づかいでカチャカチャとズボンを脱ごうとしている

　「he…hehehe…」

イ「ちょ、ちょっと！何こんなところでズボン脱ごうとしてんの!何する気!?」

　「あ？んなのオ●ニーするために決まってんだろ。」

サ「ああああ！オイラ達の手は二つしかないんだぞ！」

ハ「リアルスターの前でそんな下品なこと言うな！」

パ「にぇ？何も見えないぞ？」

イリ「サンズ…手をどけてよ！赤いサンズ君ともお話ししたいのに！」

サ・ハ・イ「今はぜっっっったいにだめ！」

パ「にぇ？」

イリ「ふぇ？」

　「だあああ！はなせワンころども！イリーナとS●X出来ねぇだろうが！」

ド「だ、ダメ！イリーナが汚れちゃうしそれに別の人でもその…絶対アウトだと思う…」

コ(行かせちゃだめだよ絶対…)

サ・ハ・イ「ナイス！二人とも！」
　
　「はなせぇぇぇぇ！」

こうして全員しばらく茶番のような乱闘を繰り広げた

ー２０分後ー

イリーナとパピルス以外全員「「ぜぇ…ぜぇ…」」

サ「な、何とか二人の純粋さは守られたな…」

ハ「お疲れ別世界の兄弟…」

パ「だ、大丈夫か？」

サ・ハ「「体力的に無理があった…」」

イリ「あ！赤いサンズ君なんで縛られてんの！？」

　「ほどけよこの野郎！」

見ると赤いサンズが縛られており、これでもかというほど騒いでいた

ド「だ、ダメ…大人しくしてよ…」

コ『暴れないで。』

イ「イリーナちゃん…彼は少しあのままにしておこう？」

イリ「ぇ…でも名前もまだ聞いてないし…」

イ「あとにしよう…」

イリ「？分かった…」

インクの言葉に渋々イリーナは引き下がった

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