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3話 ページ17

彼女は、時々よくわからない行動をしていた



例えば、体育の時



彼女達はよく隅っこでサボっていた



先生「じゃあ終わるぞー!体育委員、これ片付けといてな。重いからほかの奴も手伝ってやれよー」



うちのクラスの体育委員は、こういうのもなんだけど友達がいない子で



いや、僕もいなかったけど



授業が終わって手伝う人なんていなく、みんな何も気にせず更衣室に戻る



例外ではなく、僕も



だって、僕だけ手伝ってからかわれたりしたら嫌だし



女「あれ?A戻んないのー?」



「ん?あー…もうちょっとのんびりしてから行く」



女「そ?」



取り巻き達は足早に更衣室に行き、僕もこっそりと更衣室に戻ろうとした



体育委員「えっ」



委員の子の小さい声が聞こえて振り返る



「ひとりじゃ重いでしょ」



彼女は、片付けを手伝っていた



どういうことなのか全然わからなかった



また違う日、購買にパンを買いに行った



昼休みの購買はグチャグチャながらも列が出来ている



僕は少し前の方に並ぶことができた



少し押しあってる中、頑張ってパンを購入



教室に戻ろうとすると、クラスにいる派手な男軍団。新庄達が購買に来た



彼らは並んでいた男の子がまるで見えないかのように



さも当たり前かのように、抜かして行った



ただでさえ後ろの方だったので、あんな軍団が来てしまっては残ってるかなんてわからない



なにより、彼らの圧がすごくて一刻も早く戻りたいだろう



僕もそうだ



「…何食べたいの?」



彼女がその男の子に声をかけてるのを見た



男の子「え!?あ、え、えっと…焼きそばパンを…」



突然人気者の美人に話しかけられたのが余程驚いたらしく、俯きながら顔が真っ赤だった



「新庄ー。私焼きそばパンとメロンパーン」



新庄「はぁー?」





新庄「ほらよ」



「ありがと」



新庄「自分で買えよな」



「人多くてやだ。いくら?」



新庄「あー…いいよそんくらい。やる」



「あ、そう?」



新庄「じゃ」



新庄が去っていく



「…はい、どーぞ」



男の子「え!?えっと…ありがとうございます…お金…」



「ただで貰っただけだからいいよ」



男の子「え!?でも…!」



「いーから。…ずっと並んでたのに、抜かしちゃってごめんね」



静かに呟いて、彼女は去っていった

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すりらんか(プロフ) - るーいさん» 分かりにくくてすみません!色んな作品見ていただきありがとうございます🥰 (8月28日 16時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
るーい - 待って理解しました!!!大丈夫です! (8月28日 15時) (レス) id: e2cd766be4 (このIDを非表示/違反報告)
るーい - あなめの小説からきました!前編の方も読みたいのですが、パスワードを解除することはないのでしょうか、? (8月28日 15時) (レス) id: e2cd766be4 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 玲さん» 最後まで読んでいただけて嬉しいです!!やっぱりハッピーエンド厨なので結局幸せに暮らさせました(( (2018年4月29日 10時) (レス) id: 9c5751c726 (このIDを非表示/違反報告)
- 完結お疲れ様でした!めちゃめちゃ良かったですよ!主人公とまふくんはちゃんと結ばれて欲しかったので嬉しい限りです! (2018年4月29日 3時) (レス) id: ce5b0cae99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すりらんか | 作成日時:2018年4月14日 1時

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