136話(あらき) ページ48
あらき「お口開けて」
「あう…」
あらき「もっと大きく開けれる？」
「あーー」
nqrse「役得だよな」
めい「役得だよほんとに」
あらき「ふしだらな連中に任せれるわけないだろ」
こんなことを話しながら当てたガーゼには血が付いていて、眉をひそめる
あらき「血の味してたでしょ、ずっと」
「ちょっとだけ」
泣き止んではいても、赤く腫れた目も、頬も、見てるこっちが苦しくて
時間が戻ればって非現実的なことばかり考えてしまう
あらき「…よし、血止まったよ」
「ありがとうございます」
あらき「…ん？」
動かず、じっとこちらを見てきて
「…いい？」
あらき「え？な、なに、なにが？？？」
上目に殺られそうになりながら…というか若干やられながら聞くも、彼女はそれ以上は何も言わなくて
あらき「…いい！」
何がかはわからないけど、彼女の事においてダメなことなんてないだろ。なんて考えから安易な返事
俺の返答に彼女は笑顔になって、そのまま俺に抱きついてき…いや、え？まじ？いいの？そういうの
nqrse「はっ！？」
めい「無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理」
こんなふうに抱きつかれたのは初めてで、まじで喋れなくて無言
2人がショックの余り固まった数秒後にこちらにやってきて、幸せも終わりか。なんて考えてたら、彼女から自発的に離れて
「ん！」
という言葉と共に手を広げた
nqrse「…え？なにこれ？飛び込んでいいってこと？」
めい「いや、まさか、ねえ？え？え？ほんとに？」
またもや固まる2人と俺に、だんだん恥ずかしくなったのか手が下がってきて
「…今日だけ、なんにも気にしないで甘えちゃ…だめ、かなぁ…？」
少し赤くなった顔で言ってきて
めい「が、がわいあああああああああああ」
めいちゃんが飛びついたのが合図かのように、3人でさわーを抱きしめた
nqrse「…お前ちょっとズレろ」
めい「絶対に嫌だ」
あらき「俺背中に回るわ」
nqrse「は？待って、あらき。よく考えて？お前が背中でめいちゃんが正面で俺はどこ？？？側面過ぎない？？？可哀想とは思わない？？？」
あらき「弱肉強食だと思わない？」
めい「思う」
ほぼ潰されてると言っても過言では無い彼女が幸せそうに笑ってて
またこの笑顔を見れたって、柄にもなく泣きそうだった
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すりらんか(プロフ) - ハツさん» 愛してます (3月10日 20時) (
レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
ハツ(プロフ) - すきです(突然の告白) (3月9日 16時) (レス) @page47 id: 74276684f2 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - ねこみやさん» ひぇぇ優しすぎるぅぅぅ😭 優しさに答えるべくなるべくお待たせしないように頑張りますぅぅぅ😭コメントありがとうございますぅうぁぁうあ😭😭😭 (3月7日 17時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - 炭酸さん» 1話1話天を仰ぎながら書いてるので最高に嬉しいです…。炭酸さんの毎日が最高の日になるお手伝いができるなんて私も最高の日ですね！！！！めちゃくちゃ嬉しいですありがとうございますー！！！！ (3月7日 17時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみや(プロフ) - 続編めちゃくちゃ嬉しいです！！この作品大好きでいつも楽しみにしてます！更新なんていくらでも待ってやるぜって感じです！笑 (3月3日 1時) (レス) @page45 id: c84ddd8073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すりらんか
| 作成日時：2023年11月7日 18時
