伝える４文字繰り返す２文字【sm】

むかしのおはなし8 ページ44

母「…なんて言ってくれたから、Aはせんちゃんと付き合うと思ってたわ」



センラ「そうですか？俺はAの彼氏になる方が想像出来なかったですけどね」



母「そうなの？」



センラ「まあ、俺はこの関係が好きなんで」



Aと初めて話した時



この子を守りたいって思った



それを恋だと思う人もいるんだろうけど



頼れるのが当たり前。って思ってもらえる人になりたくて



もっと、ずっとただそばにいれる人になりたくて



お母さんみたいな、お父さんみたいな



Aにとって、そんな人になりたいって思った



センラ「まーしー良い奴ですよ。俺が言うから間違いない。」



母「ふふ、そうね、せんちゃんが言うなら間違いないわね。…でも、寂しくなるんじゃない？」



センラ「あー…そうですね…まあ、でも」



階段を駆け下りる音が聞こえる



「せんちゃんせんちゃん！！いつ上がってくるのー！」



勢いよく扉が空けられると、少し拗ねた表情のAと満ち足りた顔をしてるまーしーがいた



志麻「センラ。余は満足じゃ。」



「おかーさん、せんちゃんもういいでしょー？」



母「え、えぇ、もちろん」



「やったー！せんちゃん、今日3人で焼肉行かない？」



志麻「センラ、今な、Aのアルバム見せてもらってな！」



ひっきりなしに話しかけてくる2人の頭に手を置いて、お母さんを見た



志麻「は、なに」



「？」



センラ「…こいつら、俺の事大好きなんで大丈夫です」



なんのことか分かってない2人と、ぽかん顔の後に吹き出したお母さん



母「そうね。その通りね」





こいつらの面倒みなきゃいけないから、しばらく恋人は作れないな



まあ、こいつら以上に大好きになれるやつ探すのがまず無理か



「せんちゃん、なんでにやけてるの？」



志麻「A。センラはな？エ ロいこと考えとるんや。そっとしといてやり」



センラ「うるさいなー、本当に」




･*:.｡. .｡.:*･♡･*:.｡. .｡.:*･♡

最後まで描き終わって保存押したら、失敗して全部消えた


激萎えた

しあわせなおはなし(志麻)→←むかしのおはなし7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す