23話 ページ23
志麻「ま、待って、片付ける」
「え?別にいいよ。部屋行こ?」
志麻「あ"、待って、今の言葉もっかい言って録音したい」
「うるさい」
俺部屋にやばいものとか置いてないよね?大丈夫だよね?
待って、俺の家にAがいる。俺の後ろついてきてる。やばくない?カワイイを超えましたねこれは
志麻「…こ、ここ」
「おじゃましまーす…」
志麻「…えっと、な、なにしよっか」
「寝なさい」
志麻「え!?」
「え、じゃないから」
無理やり肩をつかまれてベッドに座らせられる
怒られそうなので布団に大人しく入ると、持ってたコンビニ袋からガサガサと音が聞こえた
「熱さまシート、買ってきたの」
ドヤ顔と共に、俺の前髪に触れる
そういえば髪の毛セットしてない。ボサボサ
服もスウェットだし
てかおでこに熱さまシートバカダサくない?
けどこの貼ってもらえるシチュは最高だから大人しくしてろ俺
おでこがひんやりとして、頭が冷静になる
冷静になると体は気だるいし、やっぱ俺具合悪いわ
「ポカリ、りんご、おかゆ…どれがいい?」
志麻「…食欲ない」
急にテンションの落ちた俺を心配そうに見上げる
かわいい。テンション上がりそう
「せんちゃんがね、すりおろしりんごくれたから。これだけでも食べよ?」
すりおろしたのセンラかーい
出されたスプーンとりんごから目を背ける
「…まーし」
呼ばれたので振り返ると、すりおろしりんごが入ったスプーンをこちらに向けていた
「あーん」
志麻「っっっ」
役っっ得っっっ
と、思わず叫びたくなる衝動
口を開けると、運ばれるスプーン
甘い。とっても甘い。最高に甘い。これをすりおろしたのがセンラだと考えてもこの甘さは変わらない。
「もう自分で食べれる?」
志麻「……あー」
黙って口を開けると、ちょっと呆れた顔をして笑って
え、やばい。風邪イベント最高すぎない?
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鈴火@ラ - 結局Twitter(と18)してていつも通り1秒も勉強しなかった...私テストの前に家で鞄を開いたことがない!!1回も! (2019年1月31日 18時) (レス) id: 114a034f27 (このIDを非表示/違反報告)
鈴火@ラ - つなさん» え?え?何のことかわかんない。1時間目とか遅刻して20分しかテスト受けてないから!やばいね!1番苦手な英語は全部埋まったよ!!りんちゃんえらこ(あやくん風←) (2019年1月31日 18時) (レス) id: 114a034f27 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 鈴火@ラさん» 天才的な結果だったんだろうなぁ(期待の目) (2019年1月31日 17時) (レス) id: 4e8e6011fa (このIDを非表示/違反報告)
鈴火@ラ - つなさん» つなささんに頑張れ貰ったんでもともと天才な鈴火ちゃんがもっともっと天才になるように30分勉強してくる! (2019年1月30日 22時) (レス) id: 114a034f27 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 鈴火@ラさん» ほんとに見直しタイム入ってるね…全部見てる… 初コメなつかしいw 勉強頑張れw (2019年1月30日 20時) (レス) id: 4e8e6011fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すりらんか | 作成日時:2018年9月9日 13時