伝える４文字繰り返す２文字【sm】

21話 ページ21

志麻「えーと…久しぶり？」



『そうだねー』



志麻「返事遅かったから断られるかとおもってた」



『あ、飲み物とか持ってきて通話の準備してたーごめんw』



志麻「あ、そうなんや。俺飲み物とかなんもないや」



『けーきいいなー』



志麻「今度学校買ってく」



『まじ？w』



あー声が近いーーかわいいーーーー



志麻「あ、今日センラと佐藤とあそんださ」



『えー！！みんなで遊びたかったーー！』



志麻「暇だったん？w」



『めちゃくちゃね』



志麻「女子達で遊んだりせんの？」



『昨日三人で遊んだw』



志麻「まじかよw」



その後も最近あった出来事を話し続けて



文明に感謝しているといつの間にか2時間も話してた



志麻「そろそろ寝る？」



『あー、そうだね』



志麻「突然ごめんな？遅くまで付き合ってくれてありがと」



『ううんー、楽しかったよー！』



志麻「次はー…学校で、やな。多分」



『うん』



志麻「楽しみにしとるわ、おやすみ」



『うん、おやすみなさい』



志麻「…」



『…』



志麻「先切ってええよw」



『あ、そう？wおっけ。おやすみね？』



志麻「おうw」



『…』



志麻「おいww」



『ふふ、ごめんごめんw』



あーかわいい



まじで顔見たい。冬休みはよ終われ



『切るよー？切っちゃうよー？』



楽しそうにいじってきやがって



志麻「…あーもう…会いたくなるからやめてや…」



思わず出た本音に、Aは小さく声を上げて



『…それはずるい、ばかっ！おやすみ！！！』



と言って、電話を切った



ずるい、だって。ばか、だって。おやすみ、だって。



…ふ、ふふふふふ



ははははははは



志麻「ふははははははははんふふふふふふふ…」



気持ち悪い声が漏れて、枕に顔を疼くめる



あー…始業式まだかなーー！あー！！！！！！



今日から始業式まで毎日カレンダーに印をつけよう。あー楽しみ。あーー！！









佐藤「みんなおっはよー！！久しぶ…あれ？まーしーは？」



松本「わからん」



小林「遅刻？なんか聞いてる？」



「聞いてないよ」



センラ「あ、」



全員「？？」



センラ「…まーしー38度の熱で休むらしい」

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