言える４文字言えない２文字 【sm】

31話 ページ32

佐藤「よー！！」



志麻「よー」



センラ「よ」



花火大会当日



集合時間前に集まった男3人



女子1人もいないの逆にすごくない？



センラ「遅いですねー」



佐藤「五分過ぎたねー」



志麻「3人一緒にくんのかな」



佐藤「浴衣着てるとか！！」



志麻「うわ、それはやばい」



絶対可愛いじゃんそんなの



センラ「…あれちゃいます？」



佐藤 志麻「どこ！？」



2人で同時にセンラの指差す方を向く



小林「友達待ってるんで…」



モブ助「えーいいじゃん、俺らも混ぜてよ」



松本「しつこっ」



モブ男「みんなで回った方が楽しいじゃんー！」



「…」



モブ男「ね？」



「ちょ、触んないで…」



志麻「何してんのお前ら」



Aの腕を触ろうとしたヤツの手をつかみあげる



クソみたいな男に絡まれてた3人



センラ「うわだるー」



佐藤「てかきもすぎ」



見た目が厳つい男3人に囲まれたクソ共は一目散に逃げてった



志麻「大丈夫？変なことされてない？」



「う、うん…あり…がと…」



何故か下を向きがちで目が合わない



小林「いやぁー！助かった！」



松本「あざす！」



佐藤「浴衣じゃないのかよー」



小林「暑すぎて着てらんないわ」



志麻「そういえば初めて私服見た」



いっつも放課後だったから



「え？あ、うん、そうだね」



オフショルダーに7分のデニム



正直足出してて欲しかった。死ぬほど。



でもかわいい。ほんとに。めちゃくちゃかわいい。肩舐めたなんでもない



志麻「かわいいやん」



「…ん」



志麻「え」



顔を真っ赤にして、先に進む松本たちの方へ走っていった



いつも通りの発言なのに



志麻「…なんやそれ」



こっちまで赤くなるんやけど

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