16話(センラ) ページ17
中学校では珍しく、給食はなく、お弁当制だったうちの学校
だが購買はないという闇システムのせいでお弁当を忘れるのは死活問題である
センラ「…ちょっと食べる？」
「…え？」
センラ「俺の弁当量多いし、わけるで。…味は保証せんけど」
「で、でも、申し訳ないし…」
そのタイミングで鳴るお腹
顔が赤くなるAに思わず笑いがこぼれた
センラ「いいから。はい」
爪楊枝で卵焼きを差し出す
「あー…」
センラ「ちょっ！…」
自分で食べなと渡したつもりだったんだけど、そのまま口に運ばれて
いや、まあ、爪楊枝って短いから、手で渡しづらいよね、うん、俺が悪い
ただね、あの、相手はおモテになる方なので、視線が死ぬほどいたいですね
「…！おいしいっ！！！」
センラ「あ、そう？よかった」
「ほんとにおいしい…！せんちゃんのお母さん、料理上手なんだね！！」
センラ「せん、ちゃん…」
「あ、ご、ごめん。みんなそう呼んでたからうつっちゃって…。茜里くん」
センラ「…別にせんちゃんでええけど」
「ほんと？」
センラ「うん」
「えへへ、せんちゃんありがとう！ほんとにおいしい！」
センラ「…」
その日は、親が仕事で忙しいというのでたまたま自分で作ってきてた弁当で
センラ「ほら、これも」
「んむっ………これもおいしい！」
センラ「はい」
「んぐっ………んー！これすきー」
周りの目なんて気にせずご飯を与え続けた
この時、芽生えたんですよ
センラ「そう、母性が…！！！」
志麻「え？そう行く？」
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つな(プロフ) - *鈴架▽歌*さん» そちらは大丈夫でしたか…？はい！お互い頑張りましょう(っ´ω`c) (2018年9月8日 12時) (
レス) id: 9c5751c726 (このIDを非表示/違反報告)
*鈴架▽歌*(プロフ) - 私も北海道なんですよーお互い大変ですけど頑張りましょう！！ (2018年9月8日 11時) (レス) id: b7acdc089a (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - ホルン吹きの変人@更新再開さん» ちょっと焦りましたが大丈夫でした！とても励みになりました。ありがとうございます！ (2018年9月8日 10時) (レス) id: 9c5751c726 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - rai*さん» 大丈夫でした。お優しい言葉ありがとうございます。とても励みになりました！ (2018年9月8日 10時) (レス) id: 9c5751c726 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - ゆきのさん» お優しい言葉ありがとうございます。とても励みになりました！ (2018年9月8日 10時) (レス) id: 9c5751c726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すりらんか
| 作成日時：2018年8月5日 15時
