私と兄とお友達【USSS】

ろくじゅうごわっ！(あほの坂田) ページ17

医師「うん、問題ないですね。ちょっと様子みて、明日には退院して大丈夫だと思いますよ」



坂田「ありがとうございますー」



志麻「おまえ、2日も寝てたんだぞ」



坂田「え、まじで？」



そんな寝てたんだ…



坂田「…！！あっ！あの、Aは…！？」



志麻「あー…ちょっと切れて血出てたり、あざになってるとこはあったみたいだけど、全然大丈夫」



坂田「…！あざ…」



センラ「いや！もっと大きな怪我する可能性だってあったんだし、大丈夫やって！」



坂田「…今、どこにいんの？」



志麻「寝ないでずっとそこの椅子で坂田のこと見てたから、うらたさんにむりやり帰してもらった」



坂田「…そっか…」



志麻「…会いたい？」



坂田「え？…んー…なんか、Aの夢見てたんだ。ずっと。」



センラ「！」



志麻「ふーん。どんな？」



坂田「ちっちゃいころの。いつの頃の思い出しても笑ってた。俺が笑うと、笑ってた。…なのに、あんなに泣かせて、心配かけて、怖い思いさせた…」



志麻「…」



坂田「俺のせいだ、って悲しくなって。つらくて…それで、…あれ？俺、なに思ったんだろ」



志麻「…お前のせいだよ」



坂田「え？」



志麻「今回のことは、全部お前のせいだよ」

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