【urt】私と兄とお友達【skt】

よんじゅうななわ ページ48

お兄ちゃんに言われた通りパーカーのチャックを閉めて着る



やっぱりメンズ用のパーカーだから少しでかくて、袖も丈も不格好で



「…変じゃない…？」



志麻「え！かわいいで！！」



センラ「うん！全然変じゃない！！」



坂田「何を着てもかわいいうちの妹はどうすればいいの…」



志麻「まじで坂田きもいわ」



みんなになんとなくフォローされながら、海に向かって少し歩いた



歩いてる途中、うらたさんがペースを緩めて後ろにいた私の隣にきて




うらた「…髪しばってるの、初めて見た」



「夏はだいたいポニーテールだよー。短いからおくれ毛とかすごいけど」



少し恥ずかしくて、自分のおくれ毛を撫でた



うらた「…かわいい」



私の顔をのぞき込んで一言



体温が上がるのを感じる



うらたさんはすぐに目をそらして、前の方にいるセンラさんたちに合流した



あ、ほら。また赤くなってる



いっつもああいうこと言うくせに、恥ずかしがってすぐ目をそらすとこがなんだかツボに入って



かわいいな…って、年上に対してなにそれ



志麻「ふぅうううーー！！！」



坂田「うぇえええええい！！！」



センラ「いやっほーい！！！」



うらた「ちょべぶっ！！！」



「！？」



気づいたらみんな奇声をあげながら海に飛び込んでて



志麻「うひょー！！きもちぃー！！！」



坂田「ほら！！Aも早く！！」



「ぷっ…あはっあはははっ！！！」



かっこよくて、周りの視線を集める4人が今は違う意味で視線を集めてて



なんだか面白くてたまらなくて、大笑いして



彼らのいる海に飛び込んだ



年の差とか、初対面とか、振られた相手だとか、気まずい相手だとか



そんなの全部忘れて、壁なんかなくなって



私達はただ海を満喫した





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本当はよんじゅうはちわで書きたかったんですけど文字数の都合でこっちで言います

続編に行きます！

たくさんの閲覧、コメント、評価、なによりお気に入り！！(過去1多かった)本当にありがとうございます！！

続編のほうもお付き合い頂けると幸いです(ง˘ω˘)ว

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